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ピカチュウよりも「タイムズカー」、我が子の異常な愛情

約2年前、わが家に大いなるイノベーションがもたらされました。自宅マンションの駐車場にカーシェアリング「タイムズカー」のステーションが設置されたのです。

折しも、子どもが大きくなってきて、「そろそろ自家用車でも」というタイミング。これ幸いと入会を決めました。

以降、習い事の送迎に近隣のレジャーにと、タイムズカーは八面六臂の大活躍。大衆車縛りではありますが、日によってさまざまな車種を楽しめるのもポイントです。

なによりうれしいのは、やはりコスパ。だって自動車ローンだけでなく、駐車場代、ガソリン代、車検代など、すべてが込み込みなんですよ!?

わが家の場合、月々の利用料はおしなべて4000円前後。なんという、神サービスなんだ。

しかし、1点、予想外の困りごとが……。もともと乗り物好きな6歳の息子が、異様なほどにタイムズカーフリークになってしまったんですよね。

なにしろ、彼にとっては、ハレの日にしか乗れない特別な乗り物。しかも、黄色い看板のある駐車場の車なら、なんだって乗り放題なのです。

おかげで、トミカ遊びをするときもタイムズカーごっこ。お絵描きするにもタイムズカーの車(黄色い看板込み)。お散歩のときも近所のタイムズカーステーション巡りと、日に日にその愛情行動はエスカレートするばかり。

上手に描けたね! でも、その前の黄色いの…必要?

いまや、外の人からの「何が好き?」という問いかけに、「タイムズカー!」と屈託なく応えるほどです。

「いやいや、別に自家用車を買えないわけじゃないんですけどね」。親としては、そう無駄な言い訳をしたくなるというか――。まあ、別にいいんですけど。


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