京都文学賞中高生部門最優秀賞受賞作 高野知宙 『ちとせ』 感想
高野知宙 さんの『ちとせ』という小説を読んだので、感想を書きます。
タイトルにもありますように、京都文学賞の中高生部門で最優秀賞を受賞した作品です。
京都文学賞には一般部門と中高生部門と外国人部門があります。一般部門の最優秀賞は出版化されるのですが、高野さんが受賞した中高生部門の副賞には出版化はありませんでした。にもかかわらず、小説が書籍になったのですから、この小説がどれだけ期待を持って世に出されたかが分かると思います。
本作品に苦言を呈する内容がありますが、1,700円