#64 熱量の高さってすごく大事
本日もお疲れ様です。
本日は、「熱量の高さってすごく大事」という、テーマでお届けします。
仕事を進める中で、自分一人で完結することはほとんどありません。同じ課の人、別の部署の人、さらには外部の人とのやり取りをしながら、協力して仕事を進める必要があります。
そんな中、僕が強く感じていることがあります。
それは、「熱量は伝わる」ということです。
一見、聞こえは良いですが、これは良くも悪くも伝わります。しかも、熱意の低さはより伝わります。しかも一度下がると中々戻りません。
発注者こそ熱量高くを取り組むべき
僕のような発注側(依頼側)の人は、特に気を遣うべきところと思います。誰しも、やる気の無さそうな依頼主からの仕事はやりたくありません。僕だってそうです。しかし、意外と熱量をマネジメントできている人は少ないのではないでしょうか。
熱量が低くなる原因
「この人あんまりやる気ないな」と思うような言動を挙げるとしたら、どんなことが思いつきますか?僕が思うところは2つあります。
反応が遅い
どうしてもメールなどの返信が遅いと、本当に真剣に取り組んでくれてるのかと心配になりますよね。もちろん真剣に取り組んでいて、他の案件もいっぱいあって返事ができない状況もあるかもしれません。けれども返信が来ない側からしたら、片手間で仕事してるのかな?なんて思わなくもないです。
こういう小さな疑念が、相手を疑う因子になり、次第にその因子が大きくなっていきます。最後には「信じるに足りない人」と思われ、疑念が現実のものになっていってしまうわけですね。
これは自分側にも言えることです。熱量高く取り組んでいると思ってもらうためには、相手の問合せには少なくとも一両日中には反応する。その場で解答できなくても、反応はする。気をつけたいところです。
後ろ向きな発言・思考
「〇〇だからできない」、「△△だから無理」、そうやってできない理由を並べる事って簡単にできます。立場上言わねばならぬこともあるのはわかります。でもそれは、全く建設的でない。
「何があればできる」「どの条件が揃えばできる」など、前に進むために何が必要なのかを考えられることが、相手にも真剣さが伝わります。
同じゴールを目指せているかどうか
2つの根源を深掘りしていくと、発注者と受注者双方が同じゴールをしっかり描けているかどうかに帰着します。「良いものを作るんだ」というゴールが描けているから、熱量の高い仕事になります。返事が早くなり、信頼が積み重なり、どうしたらできるか?という議論につながっていく。片方だけが熱量高くても、次第に相手の熱量の低さが伝われば、冷めていってしまう。
例えば発注者側が、受注者に丸投げにしてしまっているような状態になれば、受注者としてもモチベーションが上がるはずはありません。これは逆も然りです。発注者側からしても、「言われた通りにやるのでご指示ください。どうしたらいいですか。」という態度を取られてしまうと、この人たちはあんまりやる気がないんだなと思わざるを得ません。
始めから終わりまで熱量を高く持ち続ける
プロジェクトの始まりの段階がキーになるでしょう。同じゴールを描いて、共に手を携え、良いものを作りたいと思えるかどうか。そこが、熱量の根源になります。だから、技術力以上に人柄が大事だったりします。
プロジェクト推進中には、どうしたら良いものができあがるかを真剣に考え、行動に移していく。素早く反応する(相手を待たせない)ことも、建設的な議論をすることも重要です。それにより、初めの熱量が冷めぬよう、高く維持していくことです。
相手に何かをお願いするには、相手を動かさねばなりません。ゴリゴリの精神論ですが、その根源のエネルギーは、プロジェクトに対する熱量だったりします。
だからこそ依頼側は「お金払っているから、やってもらって当然」という態度ではいけない。「力を貸してください。成功させるために、あなたの力が必要なんです」と熱量高く相手と同じ目線でいることが大事なんです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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