AI時代に本気で組織変革したい人に贈るイノベーションガイド
本noteでは、組織に新しい文化を醸成し、変革を起こしていくための必要な組織作り、取り組むべき事をまとめています。
組織として取り組むべきこと
変革を実現するために大切にしたいこと
私たちが提供できるもの
特にこちらをお読みの方で、大企業に所属し保守的な文化を持つ組織に変化をおこしたいと思っている場合には、より段階的なアプローチを必要とするでしょうが、一つの意見として参考にしていただければ嬉しいです。
その前に、自己紹介
Avintonジャパン(株)という120名規模の横浜に拠点を置くIT・AI企業の代表をしている中瀬と申します。
会社も15歳というお年頃になり仲間も増え、よりITやAI技術、ビッグデータソリューションを通して大きな社会貢献をしていきたいと思うようになりました。
会社紹介はこちらをご覧ください。
最近は大手の国内・国外企業様からAI時代の変革を一緒に実現してほしいといったコレボレーション案件が急増中。
私達の仕事も、企業の進化をデザインする支援に変貌を遂げてきました。
いきいきとした個人と社会両方を実現するためのイノベーション、企業体験のデザインとその実現をしつこくやっていく。
そのためには、これまでの資産や文化を尊重しながらも、新たな取組みにチャレンジできるチームが必要です。
私達は世界6カ国以上で培ってきたIT・AI活用、業務変革のコンサルティング経験と国内外のネットワークを武器に、一般的なITシステムコンサルティングやAIシステム開発に収まらない様々な手法を駆使した創造的かつエネルギッシュな戦略、計画、企画、そしてシステム設計開発を提供しています。
そんな会社の代表が考える主観たっぷりのまとめ。
1. 組織として取り組むべきこと
1. トップダウンのリーダーシップとコミットメント
経営層のバックアップ: 経営層が変革の重要性を認識し、積極的にリードすることで社員に変革のメッセージを伝えることができます。リーダーが情熱と愛をもち、変革の必要性を全社に向けて明確に伝え、ミットメントを示すことが重要です。
2. 全社横断型のAI活用/変革サポートチーム
クロスファンクショナルチームの構築: 組織内に変革や企画をコンサルティングできるチームもしくは個人を配置していただきたい。このチームは、経営者傘下で全社のAI導入による変革を推進する核となる役割を果たします。
3. スモールスタート・小さな成果を積み上げる
初期の成功事例の創出: 小さくとも実施可能なプロジェクトから始め、短期間で成果を上げていくモメンタムをつくるよう意識しましょう。これにより、組織内の変革に対する組織内の支持と信頼を獲得していくことが可能になり、チームの士気も維持できます。
4.社員とのエンゲージメントと教育
対話と教育の機会: 変革についてのワークショップやセミナー等を定期的に開催し、社員が変革の意義や目標、自身の役割を理解できるようにします。また、AI技術に関する基礎知識を提供し、社員が変革に自信を持って参加できるよう支援します。当社の場合は社内だけに止めていた企画やイベントを、企画チームをつくり、ようやく社外の専門家を巻き込むイベントを増やしているところです。
5. 成功事例の共有とスケーリング
成功事例の社内共有: 社内の新しい取り組みや成功事例を広く社内で共有し、変革のメリットを実証します。皆さんも、自分と近い属性の人が成功体験を積んでいるほど刺激になりませんか?成功事例を基に、さらに大規模なプロジェクトへとスケーリングを進めます。
6. 時間はかかるけど超重要なカルチャーシフトの促進
変革を支持する組織文化: 失敗を許容し、変化を奨励する文化を育てていきましょう。社員が新しいアイデアを提案しやすい環境を作ることで、組織全体の革新性を高めます。
意欲的な人たちが交流しあえる場づくり:新しいことをはじめる時、全員が主体的で協力的であることはあり得ません。まずは意欲的な人たちが共に何かを取り組めるようなグループやコミュニティを形成していきましょう。そこに少額でも活動予算を付与すると、コミュニケーション機会が創出され効果的です。
外部を取り組む:人は社内よりも社外の専門家の声の方が聞きやすいものです。イベントやセミナー、コミュニティ活動などに時には外部の方を巻き込んだり、プロジェクトメンバーに入ってもらうことで新たな視点が組み込まれ、活発に活動していくエネルギーや視座をいただけるでしょう。
社内外への発信:成功事例の共有、失敗からの学び、プロジェクトの進捗に関する定期的なアップデート等、プロジェクトの進捗や成果を積極的に社内外に公開することは、透明性を保ち、関係者のエンゲージメントを高める上で重要です。SNS等のデジタルプラットフォームを活用してこれらの情報を広く伝えることで、オープンなコミュニケーションを促進し、変革への理解とサポートを深めることができるでしょう。
上記の内容に賛同いただき、既に変革するためのチーム or 意志がある方は、今一度以下にまとめた
「挑戦を継続させるために必要なこと」
を振り返ってみて下さい。
2.変革を実現するために大切にしたいこと
実現したい長期目標
大切にしたい価値観
パートナーを仲間だと思うこと
やっていることを社内外に公開できているか?
なぜやるか?ストーリーを語っているか
場づくりの大切さを理解しているか?
これは各企業によって何を重視するか異なってくる部分なので、細かな解説は省略します。
3.私たちが提供できるもの
組織変革を実現し、現代のビジネス環境で持続可能な成長を達成するためには、AIとデジタル技術を活用することが不可欠です。技術の導入だけでなく、組織文化の進化、そしてイノベーションを支える環境の創出が必要です。
Avintonと私が提供できるユニークなリソースとサービスを組み合わせることで、御社の変革を効果的にサポートすることができます。
Avintonと私が提供できるもの:
テーラーメイドのコンサルティング:私たちのアプローチは、一つとして同じものはありません。各企業の独自のカルチャーと目標に合わせた解決策を提供します。これは、お客様一人ひとして同じパターンはあり得ないと理解している所以です。私たちは、組織の現状を深く理解し、それぞれに合った戦略を設計します。
AIビッグデータの最新技術とチーム:当社では常に最先端技術の研究開発・サービス開発に取り組んでいます。当社の精鋭エンジニアチームが御社のR&D、AI・ビッグデータの活用をサポートします。
全国の大学ネットワーク: エンジニアリング人材育成が急務の学校の課題解決を目的に、Avinton Academy on Campusという当社のエンジニア育成プログラムを全国の大学や専門学校様に提供しています。最新技術に精通し、新しいことにも意欲的な全国の先生方とのネットワークも活かすことで、御社のプロジェクトに先生方のアイディアと専門性を活用することができます。
面白い地域課題解決の先生とプロジェクト: 当社の大学との長年の産学連携、SDGs活動の実績から、地域社会の問題を解決するためのユニークなプロジェクトや協業先をご紹介します。これらの変革や真の成長というのは、実世界の課題に対する実践的な解決策を見つけ出し、組織の社会的責任を果たす機会を提供することでのみ実現できると考えています。
横浜での産学官連携機会の提供: 地域経済の貢献とイノベーションを促進するための強力なネットワークを構築しています。https://avinton.com/blog/2024/03/yokohama_mice_adp/ この連携は、行政、産業界、学界が共同で取り組むプロジェクトを通じて、新しいビジネスチャンスを創出します。
横浜のデータ活用推進フィールド: 大量のデータを活用して、より良い意思決定を行い、新しいサービスを開発するための環境を提供します。データ駆動型のアプローチは、組織が市場のトレンドを先読みし、顧客のニーズに迅速に対応することを可能にします。
社内外への発信クリエイター: 組織のイノベーションと変革の物語を広く伝えるためのストーリーテリングとコンテンツ制作をサポートします。魅力的なストーリーは、社内外の関係者のエンゲージメントを高め、変革への支持を集めることができます。
技術の導入から組織文化の変革、地域社会との連携まで
これまで培ってきた人脈も活かしながら
様々な形で新しい取り組みを前進させることを伴走支援します。
まとめ
強いリーダーシップのもと、全社を巻き込んだAI活用の推進、小さな成功か、そして、全員が一丸となって学び、成長する文化の育成ーこれらが変革のキーワードです。組織変革の旅は、未知なる海への航海のようなもの。波は時に高く、風向きは変わりやすいですが、その航海の同伴者として最適なパートーなー選びに参考になれば嬉しいです。
そして、私たちAvintonが提供できるサポートは、ただの技術的支援に留まりません。全国に広がる大学ネットワークから、地域の課題に立ち向かうプロジェクト、横浜での産学官連携に至るまで、私たちは変革のための多面的なサポートを提供します。