生とか性について考える助産師さち

助産師です。こんなこと考えながら生きてます。 一人でも多くの赤ちゃんとお母さんが、その家族がしあわせであってほしい。 親との関係で苦しむ子が減ってほしい。 妊娠する前、させる前に知っておいてほしいことがある。 セルフラブ 自己肯定感 人は死ぬ。だからそこ、今楽しまなきゃ!

生とか性について考える助産師さち

助産師です。こんなこと考えながら生きてます。 一人でも多くの赤ちゃんとお母さんが、その家族がしあわせであってほしい。 親との関係で苦しむ子が減ってほしい。 妊娠する前、させる前に知っておいてほしいことがある。 セルフラブ 自己肯定感 人は死ぬ。だからそこ、今楽しまなきゃ!

最近の記事

3 . お産後の女性の自殺数

やっぱり私は、長くても、書くことで伝えたい。  先日、お産後の女性の精神面について改めて調べていた。衝撃の事実を発見した。まぁ、それは私の不勉強からで、その事実は10年ほど前から発表されていたんですが。。。  お産の一年以内に女性が自殺する数は、妊娠中・お産中・お産後1ヶ月以内に産科的な原因で亡くなる数の2倍以上 という事実。 衝撃的だった。。。 「お産後の女性の命を奪っているのは、出血でも、羊水塞栓でもなく、自殺だ」 という一文は私に重くのしかかってきた。 目の前の

    • 「女性用の風俗でできた子だから」と夫がいる女性が中絶

       糖尿病を治療中の女性。入籍していて、子どもを望んでいる。ただ、妊娠や出産をするには、まだ糖尿病の状態が悪すぎて母子ともに命の危険があるということで、主治医からは、まだ妊娠を控えることを強く勧められていた。 その女性が明日、産婦人科に入院する、と通知が来た。 −ん?ナゼ??− 入院診断名:中期中絶 −(盛大な溜息)− カンファレンスにて(情報共有とケアの方向性や、特にスタッフの共通認識が必要な方について話し合う場。声が外に漏れない個室にて) Mw1「糖尿病治療中でした

      ¥300
      • 2. 思春期の娘とお父さん

         子どもたちの言動にキュンとさせられることが本当にたくさんあるのですが、その中でも私にとって致死量のキュン事例をいくつか紹介させていただきます。 【2. 思春期の娘とお父さん】  その子は中学入学と同時に実家を離れ、寮生活を送っている。小学生の頃から、その娘さんはお母さんと反りが合わず、両親と話し合った結果、この進路を選んだのだと。  私が初めてその子にお目にかかったのは、そんな生活も折り返しを迎えた頃。一応お父さんが付き添って来たものの、大人相手に彼女自身で全て受け答

        • 1.泣き虫甘えん坊くんと”にぃに”

          子どもたちの言動にキュンとさせられることが本当にたくさんあるのですが、その中でも私にとってキュン致死量エピソードをいくつか紹介させていただきます。(シリーズ予定) 【1.泣き虫甘えん坊くんと”にぃに”】 注射が大嫌いな男の子の幼稚園児(末っ子)が泣きながらやってきた。 しくしく、という形容詞がピッタリな泣き方。 私「どうしたの?」 母「どうせ泣いて逃げるの分かってたから、さっき家を出る時に注射(予防接種)に行くって初めて言ったんです。」 兄たち「注射、怖いんじゃん?」と

          1.中期中絶を繰り返す不倫カップル

            「妊娠する前・させる前に知っておいてほしいことがある」という気持ちで活動している助産師です。 産婦人科の現場で見聞きした実例をいくつかお伝えしたいと思います。ご興味のある方はどうぞ。(シリーズ予定)
怖いもの見たさでのぞいてみたい人もどうぞ。 ただし、読んだ後の責任はとりません。  同じ職場で働いている2人。男性は40-50代妻帯者、女性は20代前半独身。女性は20歳で地方から都会に出てきて今の職場に就職。  今回3回目の妊娠。全て同じ男性との間の妊娠。1度目は自然に

          1.中期中絶を繰り返す不倫カップル

          世界エイズデー

          12月1日は世界エイズデーです。 HIV感染予防啓発とHIV陽性の方々の権利を守ろうよ、と意識する日。 ぜひ『RENT』という映画を観てほしい!! HIV陽性の若者たち、ドラッグ、売春、同性愛、家族、恋愛、愛、そんなものがテーマのミュージカルです。 テーマもすごいし、このミュージカルの多岐にわたるジャンルの楽曲全てを一人の作家が創ったということ(内容、構成、脚本も全て一人でやってのけた)、そしてこれを1990年代に上演したこと(そしてその後の歴史的ロングラン)、そして、初

          KAT-TUN 上田竜也さんのKing & Prince の倒し方 から考えるジェンダー認識

          KAT-TUNの上田竜也さんがInstagramで投稿された「King & Prince の倒し方」を読んで感じたこと、考えたこと(=私の頭が一人歩きした結果)。 以下一部抜粋 〜〜〜〜〜 シンデレラガールを歌う彼ら。 門限厳しいのに 帰したくない!とか わがまま言ってっから あ? 女の子は 門限に帰せよ 親に迷惑かかるし あぶねーだろが と説教。 〜〜〜〜〜 読んですぐは純粋に「相変わらずおもしろいなぁw」と思った。 ただ、「『女の子“は”門限

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          お母さん(子どもを産んだ女性、子どもを育てている女性)へ

            自分を満たす love yourself to love the people you love   お母さんに伝えたいこと二つ目。(一つ目は前の記事参照) 「ご自分を満たしてあげてください」 日本では未だに「自己犠牲=愛」と捉えられているところがあると思います。 ですが、「私は我慢してるのに」「あなたに~~してやってるのに」という思いでいては、受け取る方も与える方もいずれ苦しくなってくるのではないか、と思うのです。 Love yourself to love

          お母さん(子どもを産んだ女性、子どもを育てている女性)へ

          お母さんお父さん、保護者の方へ

            私の願いは「赤ちゃんとお母さん、その家族がしあわせであってほしい」というものです。   そのためには、お母さん(“産みの母”である必要はないと思っています。赤ちゃんの一番近くにいる人の代名詞だと思ってください)の自己肯定感がとても大切だと思っています。 そして、お母さんが満たされて、穏やかでいるためには、その周りの方々が満たされて、穏やかでいないと難しいだろう、と思っています。 つまり、赤ちゃんが安心して、笑顔でいられるためには、赤ちゃんの周りにいる大人やきょうだいが、そ

          お母さんお父さん、保護者の方へ

          どーもはじめまして。

          はじめまして。 さちと申します。 助産師をしております。 ここには、私自身のおさらいノートや勉強ノートとして、また、助産師として発信したいことなどを載せていこうと思います。 まぁたぶん、書き散らかすことになると思いますので、生暖かい目で見守ってください。どーも。 Stay safe espero que estés bien ご自愛ください さち