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KAT-TUN 上田竜也さんのKing & Prince の倒し方 から考えるジェンダー認識

KAT-TUNの上田竜也さんがInstagramで投稿された「King & Prince の倒し方」を読んで感じたこと、考えたこと(=私の頭が一人歩きした結果)。


以下一部抜粋

〜〜〜〜〜

シンデレラガールを歌う彼ら。

門限厳しいのに

帰したくない!とか


わがまま言ってっから


あ?

女の子は

門限に帰せよ

親に迷惑かかるし

あぶねーだろが


と説教。

〜〜〜〜〜


読んですぐは純粋に「相変わらずおもしろいなぁw」と思った。

ただ、「『女の子“は”門限に帰せ』か、、、」「門限に帰った方がいいのは女の子だけかな?」とふと思ったら、いろいろと考えさせられたので、記録として残しておこうと思います。


・女の子と別れた後に一人で帰る男の子は危なくないという認識なのかな?
(私の勝手な想像ですが、上田さんならお説教の後に「お前も気をつけて帰れよ」って言いそうだけど。)


・「男は自分の身くらい自分で守れないでどうする」というような風潮がある気がするけれど、男性にだけ厳しくない?と思うのは私だけ?(日本だけかな?世界的にかな?)
 その裏には「女性は男性に守られるもの(守られるべき、守られないと女性は自分を守ることができないから)」「”男性が”女性を守るもの」という認識が隠れていないだろうか?確かに腕力では一般的には女性は男性に敵わないけれど(もちろん例外あり)、女性だって、自分の身を自分で守れるだけの知識は身につけて当然だと思う(危険な状況を作らない、など)。
 さらに、「男性が守られる側」ということに対して否定的な認識がないだろうか?人は持ちつ持たれつ、じゃない?性別とかじゃなく、守り守られ、支え支えられて、でいいじゃない、と思うんだけどな〜。


・「僕はキミを守り続ける」(シンデレラガールの歌詞より)

 男性歌手の曲にこういう表現はよく見られるけれど、女性歌手の歌で、こういう詞はなかなか見ない気がする(あっても数は男性歌手のものより明らかに少ない)。
 男性は「君を守る」と言ってもいいけれど、女性が「君を守る」というのは違和感、という認識・風潮がある、という前提で?それを反映して、ということなのか?

 それから、男性が言う「君を守りたい」という感覚は、本能的なものなのか、ジェンダー・男らしさの表現として言っているのか。。私が赤ちゃんや子どもたちを不安や恐怖から守りたい、と思う感覚と同じようなものなのだろうか?
 「君を守れる男になりたい」「『結婚したら仕事辞めてもいいよ(仕事しなくてもいいよ)』と言える男になりたい」というような発言は、「精神的にもっと成熟した人間になりたい」「それだけ稼げるようになりたい」と自分を鼓舞する意味で言う人もいると聞いた。そうなると、個人の目標になるので、“表現の仕方”ということになるのかな?あぁ、複雑。。。笑


 確かに、夜道を一人で歩いていて犯罪に遭うのは、女性の方が多いのは事実だから、上田さんとしては「女の子は門限に帰せよ あぶねーだろが」になるんでしょうね。男の子は自分でなんとかしろ、など言外の意味はなく。


結局歌詞では、このシンデレラガールは11時間近に駆け出して帰っています。

門限に間に合ってたらいいね。

そしてあなたも気をつけて帰ってね。

そして、となりで笑顔を見れる関係が末永く続くといいね。



以上、上田さんの投稿を材料にさせていただきました。
なんだかとても興味深く考えを巡らせることができました。

ありがとうございました。

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