お母さん(子どもを産んだ女性、子どもを育てている女性)へ

 

自分を満たす love yourself to love the people you love  

お母さんに伝えたいこと二つ目。(一つ目は前の記事参照)

「ご自分を満たしてあげてください」

日本では未だに「自己犠牲=愛」と捉えられているところがあると思います。

ですが、「私は我慢してるのに」「あなたに~~してやってるのに」という思いでいては、受け取る方も与える方もいずれ苦しくなってくるのではないか、と思うのです。

Love yourself to love the people you love.

あなたの大切な人たちを大切にするために、自分自身を大切にしてください。

 

人間、自分の安全が確保されていなかったり、満たされていなかったりする場面では、他人に優しくなれない、他人のことを気に掛けることすらできないと思います。

なので、自分を満たすことは家族への愛情表現の一つの方法だと思って、ご自分を満たすことを意識してみてください。

その時に「本当は家事しなきゃいけないのに、もう今日は怠ける」「今日は推しの動画を見ちゃう、本当はそんな時間ないんだけど」と思っていては、結局「家事をしない自分はダメ」「やらなきゃいけないことをやらない自分はダメ」と思っていることになると思います。

「今日は休みます。“何もしない”を楽しむぞー!」「推し最高ー!」と心からそういう気持ちでいてください。潜在意識で自分を肯定しているか否定しているか、その違いは大きなものだと思います。


それから、ご自分の中のインナーチャイルドを癒してあげてください。
 
子どもの頃に傷ついた自分、「こうして欲しかったのに」「こんなふうに言われて嫌だった」という思いは誰もが持っているものです。完璧な幼少期なんてない。
それを自分自身で癒してあげるのです。「嫌だったね」「あの時こうしてほしかったんだよね」と寄り添ってあげる。
ご自分のお子さんに接するときに、無意識の中でやっていることかもしれませんが、子育てを通して、ご自分の中に傷ついたインナーチャイルドを見つけることがあるかもしれません。「私はあんなに我慢したんだから」とご自分のお子さんに同じ思いをさせるのではなく、ご自分のインナーチャイルドも、目の前のお子さんも癒してあげてください。
 
 
そうやって、お一人お一人が過しずつ傷を認め、癒し、満たされていけば、世界は今より少しだけでも良くなるかもしれない。。。
そう思っています。
私はその希望を、理想を、諦めきれない。。。諦めたくない。。。
”みんな”が”完璧に幸せ”になることはできないとは思うけど、”今よりもう少し満足”に焦点を当てることができたら、世界は輝いて、愛に溢れたものに見えるかもしれない。。。

人は自分が見たい景色(現実)しか見れないんですって。
それなら、「自分が見たい世界」は何かを一度腰を据えて考えてみたら、素敵なことがもうすでにそこにあったことに気づけるかもしれない。。。


どうぞ、心躍る一日を。


さち

 

 

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