【食のこだわり】良質の卵を選ぼう!
あなたは普段、どんな卵を買っていますか?食べ物が体を作っているので、体に入れる食べ物には気を付けたいものです。なかでも、卵は重要なタンパク源なので、多少高くついてもオーガニック製品を選ぶことをおすすめします。
ヨーロッパの卵は印字番号を見よう!
日本で買う卵には、なにも印字されていないのが普通ですが、ヨーロッパでは、通常出回っている卵には管理番号が印字されています。それを見れば、どのようなバックグラウンドのある卵なのか一目で分かります。
超重要なのは、最初の数字です。ここが0のものしか基本的に自分は買っていません。(たまに1の平飼い)
0=Producción ecológico オーガニック飼育
1=Camperas 平飼い
2=Suelo 室内平飼い
3=Jaula ケージ飼い
その次のアルファベット2文字は産地を表します。
ES=スペイン
DE=ドイツ
続きの番号が州や養鶏所の番号となります。
良質の卵にこだわる理由
タンパク質は健康な体を維持するために大切な栄養素です。主なタンパク源は、肉、魚、豆類などですが、卵も簡単に美味しく食べれるので重要です。どれもオーガニックのものを食べたいものですが、肉は普通のものでも、すでに高い。魚も養殖のものが外洋のものより良いかもまた微妙・・・。
でも、鶏は飼育方法が確立されており、卵は完全食です。
卵は将来のヒヨコたち。
そう、たまご焼きにはヒヨコだったら骨になるはずの部分も含まれているのです。これってすごいスーパーフード。ならば、ここは、多少割高でも、値段に見合った良質のものを買うべきだと思いませんか?(無精卵だとヒヨコにはなりませんけどね。比喩です。笑)
そして、逆に安すぎる卵には不安を感じます。どんな生育状況だったのだろうかと。その現場を目撃しても、食べたいと思えるような状態かどうか・・・。
なにを基準にするか
自分の場合、良く食べる動物性タンパク源は、卵、鶏、豚、魚、牛、羊の順番です。この順番で何を基準にしているかというと、料理のしやすさや値段ももちろんですが、想像したときに、自分ひとりでも入手できやすい順です。卵は、鶏を飼う環境さえ整えれば、生んでくれます。鶏の飼育もそれほど難しくはありませんが、食べたらいなくなってしまいます。当たり前ですが。
魚も釣りに行く環境があれば、定期的にとれます。でも、牛や羊といった大物は解体することがすでに困難です。小柄な豚はぎりぎりできるかな・・・といったところですね。そんなわけで、牛や羊はややぜいたく品の部類です。
母親から聞いた話ですが、歳を重ねるとお肉をあまり食べたくなくなるのは、自力でしとめられる食糧でなくなるからという説があるとのことです。なるほどな~って思いました。
自分のちいさな食のこだわりは実は卵にありました。
それでは、素敵な卵ライフをお楽しみください。(卵アレルギーでない方限定)
Sacha