ベーシックインカム(basic income)とは
#とは
「ベーシック=基本」 「インカム=所得」
国民に対して政府が最低限の生活を送る為に必要な額の現金を無条件で定期的に支給する政策。
保証を一元化して「国民生活の最低限度の収入(ベーシックインカム)を補償する」ことが目的。
#なぜ必要か
きっかけは、新型コロナによる不景気。
若い人たちがきちんと働いても貧困から抜け出せないことが、世界的に問題となり、こうした人たちへの支援の必要性が議論されている。
#メリット
・少子化対策
必ずしも直結はしないが、「世帯に対しての支給」→「個人単位での支給」のため、単純に子供が増えることで世帯所得が増加する。よって、長期的には少子化対策になる。
・貧困への対策
一定の所得を補償することで、最低限以上の生活を送れるようになる。ワーキングプア対策。
・社会保障制度の簡略化
現在の「失業保険」「生活保護」等の様々な仕組みが一本化されるため、社会保障制度の簡略化/行政コストの削減につながる。また、生活保護の不正受給の対策にもなる。
・地方創生/地方活性化
全国で一律に配布されることを前提とすると、地価/物価の安い地方で生活するメリットが大きくなるため、地方での生活を考える人が増える。
#デメリット
・将来への不安/社会福祉水準の低下
既存の社会保障制度を撤廃し、ベーシックインカムの制度に集約するため、生活保護等の制度がなくなる。
・個人の責任が大きくなる
受け取った後は自己責任で、となる。
・財源の不安
日本はエネルギー政策面で大きな収入がないため、不況に陥った場合に財源確保が難しくなる。
#感想
私は賛成です。
一定のお金を受け取ることができるという安心感はとても大きいと思います。賃金優先で選択していた仕事から好きな仕事にシフトできたり、よりワークライフバランスの取れた生活ができたり、子育てに向き合う時間が増えたり、、、と。
また、私のようにうつ病の人でも、ベーシックインカムがあれば自分の療養へと目を向けやすくなると思います。私は現在休職中ですが、金銭面の問題から療養という選択をするのは勇気がいる思いますので。私もそうでした。
問題点などが多いとは思いますが、精神疾患を持つ人が増加し、少子化が進んでいる現代にこの仕組みを導入してもよいのではないかと思います。どうなるのかも気になります。
まだまだ知識不足で意見もすごく偏っていると思います。
皆さんはどうお考えですか?
よかったら意見を聞かせてください!
参照
・株式会社クリエイト Webマーケティング担当. “ベーシックインカムの意味とは|生活保護との違いや日本でのメリット・デメリット”.
Create転職. 2021-11-09.”https://www.job-terminal.com/features/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%A0/”