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冬も水分不足は大敵!

最近は暑い時期には汗もかくし「熱中症に気を付けましょう」と水分摂取を促す情報がたくさん出てくるので、積極的に水を飲む人が多いと思います。
でも、冬場はどうでしょう?

実は冬の身体は水分不足、乾燥状態にさらされていることが非常に多いそうです。

まずは汗をかくことが少ないので、積極的に水分を摂ろうとする意識が低くなる。
加えて空気の乾燥。湿度が低い方が体から水分が抜けていく量が多い上に、暖房器具などでお部屋もますます乾燥した状態になります。
洗濯ものなどが湿気の多い時期より乾燥している時期の方が乾きやすいのをイメージしてみてください。体も同じです。寒いとトイレも近くなりやすいからと飲み物も避けがちで、身体から水分が抜けていっているのに摂る水分も減りやすい。
実はこの時期、身体はとっても乾いているのです。

水分不足になると、身体でどのようなことが起きるのでしょうか?

まず口の中が乾燥すると、唾液の自浄作用や殺菌消毒作用が低下します。なので細菌やウイルスに対しての抵抗力が弱くなることが考えられます。

また、血液内の水分が減ると血がドロドロになって血流が悪くなり、血管が詰まりやすくなります。

摂った水分は全身を回って老廃物を外に出す働きをするのですが、水分不足になるとこういったデトックスも難しくなります。


年末、忘年会等でお酒の機会が増える人も多いと思います。
お酒は利尿作用があるので、お酒をたくさん飲んだからと言って水分補給にはならず、むしろ脱水を進めます。寒いからと水分補給に温かい飲み物を、とコーヒー紅茶、緑茶などを飲んでも、カフェインが含まれているものはお酒と同じように利尿作用があるので、水分補給には適しません。
常温のお水や白湯、カフェインレスの飲み物を1日当たり1.5リットルくらいは摂りたいものです。

なお、水分は食べ物からも摂ることができます。
必要な水分量の1/2近くはお味噌汁や野菜料理、ご飯などから摂れるので、水分の多い食事を意識してみてはどうでしょうか。
この時期だと、なべ料理がいいかもですね!!


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