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これから実家の両親にプレゼントを贈る際、何かとケアが必要と思った出来事とそこから考えたこと

こんにちは。すうちです。

今回は(特に誰得もなく…)かなり個人的な出来事の話ですが、同じ世代の方には一部共感して頂ける所もあるかもしれません。

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※タイトル画像:momoさん




きっかけは母親からの電話

先日会社にいる時間帯に実家の母から電話があった。

いつもメール等でやり取りはあっても電話が来るのはめずらしいので「何事か?」と思って電話をとった。

「つかぬこと聞くけど、最近何か送ってくれた??」と母。。。
「あ、送った送った!!」「あれ、でも配達はまだ先のはずだけど…」と私。

数日前、母の誕生祝いに実家にプレゼントを送った。日付指定したつもりだったが、店の人が間違えたのか?私の設定が漏れたのか?今となってはわからないが、予定より早く届いてしまったらしい。。。

しかも、今回いつも利用するサイトから特にギフト設定などせず、配達先だけ実家に変えて送ったため、受け取った母からすると差出人不明の身に覚えのない荷物が届いたように見えてしまった。

母が近所の人に相談した所、「詐欺なんじゃない??」とか「それは受け取ったらダメだよ!!」と言われて余計に不安が増して、念の為、私にも確認しようと思ったのが電話の経緯だった。

まだ届くのは先で日が近くなったら連絡すれば良いと思ってたので、今回思わぬ行き違いで、母にあらぬ不安を与えてしまい申し訳なく思った。

最終的には母から感謝の言葉もあったが、電話中は詐欺と疑って怖かった話題の方が多く、個人的にはプレゼントが届いて喜んでもらう姿を期待していたのもあり、今回の出来事で何だかモヤモヤした感情を抱いてしまった。


遠くに住む両親に想うこと

実家は今の住まいとは遠く離れた田舎にあり、両親には年に1、2回しか直接会う機会はない。学生時代までは実家で暮らしていたが就職を機に上京したので、そういう頻度になってしまった。

昨年末に帰省した時、さすがに両親も高齢で昔のイメージから少しずつ老いを感じることも正直多くなった。その意味では遠く離れているので、いざという時すぐ何かできるわけでもなく心配な面もある。

両親は(私と似ている部分もあるが)生活に必要な買い物や趣味で週に2、3回外に出掛ける以外は基本インドア派で、他に楽しみと言えばドラマやバラエティの録画を観ることが日課になっている。

また最近はスマホを始めて、世界情勢を反映して暗いニュースや日本も物騒な事件が増えているので、それらから得る情報などに影響受けてることもあると思う。

まあ、誰にも無防備で何も疑いを持たないよりは、多少警戒したり慎重な方が安心と思う反面、田舎に住む自分の親が息子のプレゼントにも疑いの目を持つようになり、何だか窮屈で暮らしにくい世の中になったと感じてしまった。

同時に今回の件は、私の配慮不足が招いた結果なので、今後は両親に何か贈る場合、余計な心配をさせないようにケアしないといけないと反省した。


さまざまなメディアから受ける影響

数年前にベストセラーになったファクトフルネスによると、良いニュースよりも悪いニュースの方が世の中に広まりやすいという。

他に「人類は進化の過程で命の危険が及ぶネガティブな情報に反応しやすい」という話も聞いたことがあり、確かにそういう傾向はあると思う。

最近のメディアからは本来は自分の人生に直接関係しないはずの個人の争いや芸能人のスキャンダル。時には災害の噂話や陰謀論なども含めて目にする機会が以前より増えているようにも感じる。

ここからは個人的な意見だが、確率的にはその人に滅多に起きないことでも過剰に不安を掻き立てる表現や報道も一部含まれているように思う。

そういう情報を度々目にすると、私の親と同じように極度に不安を抱いたり、心を病んでしまう人も一定数いるのではないだろうか。。。

とはいえ、昔と比べて何も警戒せず暮らすのも危険というのも理解できるし、そういう警鐘を広めるメディアの役割もあるので、結局個人でできるのは適度に準備する・正しく怖がるというのが一番の対策かもしれないと思った。



最後に

最近noteを読んでて、身内に不幸があったり、私と同じように両親の老いと向き合う投稿をいくつか目にしました。

親にとっては、たぶんプレゼントを贈るよりも直接話したり会いに行く方が本当は良いんだろうと思いますが、遠く離れているとなかなか難しい面もあり、今できることで気持ちを伝える(安易な?)選択をしていたとも言えます。。。

自分も親になって子育てする過程で、当時気づけなかった親が子供に抱く想いや、逆に親に育ててもらった感謝を感じる機会も増えました。

両親には感謝を返したい気持ちや少しでも長く健康に暮らしてほしいと思っていますが、正直な所、自身や家族の生活もあるので、これからどこまで何ができるのか?と考えてしまいました。

あまり想像したくないですが、年に数回のペースで元気な両親と「あと何回会えるんだろう…」と思う時もあります。

何も解決策や明確な答えもない状態ですが、いま自分ができること・親にできることを(自身や家族とのバランスをとりつつ…)考えていきたいと思いました。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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