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新人作家の、書く日のルーティン

3年ほど前。
ルーティン動画を、
むさぼ るように観ていた時期がある。

今思えば、コロナ流行期で、人に会っていなかったから「どこかで人が、今もたしかに生活している息遣い」みたいなのを、そこから摂取したかったんだと思う。

どこにでも出かけられるようになってきて、
それから昨年、創作大賞2023を受賞して、
私の生活は、あの頃と比べると大きく変化した。

新人作家として動きはじめた生活は、
たぶんこの一年限りのもの。

せっかくなので、
2024年現在のルーティンを残しておこうと思う。

2児の母、新人作家せやま南天の、
リアル執筆生活ルーティン。

7:00 起床 
   朝ごはんは夫が作るので、
   私は洗濯機を回す役。
   出された朝ごはんを食べ、
   子ども達の準備を手伝う。

8:00 子ども達を送り出す。
   洗濯を干す。
   家の掃除。
   一回じゃ回しきれないので、
   もう一度洗濯を回す。

9:00  コーヒーを淹れる。
   メールチェック、SNSチェック。

9:30 執筆開始。

10:30 休憩。
   洗濯を干す。
   食洗機から食器を出す。

11:45 昼ごはんを作る。
   だいたい丼か、パスタ。

12:00 夫と昼ごはん。
   ヒルナンデスを見ながら休憩。

13:00 執筆。

14:30 執筆をいったん終了。
   昼の食洗機終わったのを取り出す。
   洗濯ものを取り込む。
   余裕があれば畳む。
   子が帰宅。
   子どもの習い事用おにぎりをにぎる。

15:30 子の習い事送迎。

16:00 習い事中に1時間ほど、カフェで執筆。

18:00 帰宅。晩御飯準備。

21:00まで 家族団欒。
      トランプをしたり、
      人狼ゲームしたり、
      サッカーを観たり。

21:00 子が寝てから執筆。

22:00 執筆終了。
   お風呂。

23:30 就寝。

寝る直前まで書く、
みたいなことはできれば避けたいと思いながら、
忙しい時は22時くらいまでは書いている。
忙しくない時はその分を、読書やゲームにあてる。

トータル5時間ちょっとの執筆時間。
専業作家にしては少ないと思う。

〆切前。
平日5時間だけでは、
とても足りなくなってくると、
休日の夫に家事も育児も何もかもお願いして、
一日中書かせてもらっている。
〆切前のわが家にクリームイエローの海ができないのは、夫と子ども達のおかげである。

子に学童に行ってもらったり、
子が一人で習い事に行けるようになれば、
違うのかもしれないけれど、
それはそれで、親も子もパワーがいるのだ。
ので、今年はまだこの形。

私が作家業に慣れるのが先か、
仕事が増えてくるのが先か、
子が成長するのが先か……


また来年は違ってくると思うけれど、
ひとまずこんな感じで、
執筆と生活のバランスをなんとかかんとかとりながら進んでおります。

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せやま南天
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