せやま南天
創作大賞2023 朝日新聞出版賞受賞作、そして2024年4月5日に発売した書籍『クリームイエローの海と春キャベツのある家』にいただいた感想記事たちをまとめました。たくさんの感想ありがとうございます!
【創作大賞2023 朝日新聞出版賞 受賞作】 朝日新聞出版の編集者さんと共に改稿し、 現在、単行本にて発売中です!!! 家事代行歴3ヶ月の永井津麦。新しい勤務先は、6人家族の父子家庭だ。ごく普通のマンションの一室に住む織野家。けれど、一歩家の中に入るとそこには、息苦しいほど沢山の“洗濯ものの海”が広がっていた! 仕事のやりがい、家事との付き合い方、そして家族への想い。それぞれに揺れる人々を描いたお仕事小説。
創作大賞2023(note主催) 朝日新聞出版賞受賞作『クリームイエローの海と春キャベツのある家』の著者 せやま南天さんと、担当編集者Kによる編集日記です。
共働き夫婦、ときどき主婦。 少しずつ自分の中で貯まっていった「家事」についてのアレコレ。
図書館のこと、読書感想文など、 本にかかわるあれこれ。
2021年春からnoteを始めました。 雑食、多趣味なため、 文章も、小説からレポートまでいろいろ書きます。 創作大賞2023での受賞や書籍化を機に、 訪れてくださる方が増えたので、 プロフィールと、代表作品をまとめました。 初めましての方は、ぜひこちらからどうぞ。 いつも読んでくださっている方も、 読み逃していたものがあればぜひ! (2024/8/18更新しています。) 【プロフィール】せやま南天。 1986年、京都府生まれ。蟹座。神奈川県在住。 元システムエンジニア
3年ほど前。 ルーティン動画を、 貪るように観ていた時期がある。 今思えば、コロナ流行期で、人に会っていなかったから「どこかで人が、今もたしかに生活している息遣い」みたいなのを、そこから摂取したかったんだと思う。 どこにでも出かけられるようになってきて、 それから昨年、創作大賞2023を受賞して、 私の生活は、あの頃と比べると大きく変化した。 新人作家として動きはじめた生活は、 たぶんこの一年限りのもの。 せっかくなので、 2024年現在のルーティンを残しておこうと思
昨日は、創作大賞2024の発表がありましたね。 改めて、受賞された皆さま、 本当におめでとうございます。 授賞式には、noteさんにお誘い頂いて、 OGとして参加してきました。 この一年で神経もずいぶん図太くなったようで、 去年は前日、緊張と興奮で寝られなかったのですが、 今年は前日はたっぷり寝たし、 当日もお昼寝をして行ったので、 元気いっぱいで参加してきました。 昨年の授賞式レポはこちら。 昨年のOB・OGの方もたくさんいらっしゃって、近況をお話しできて楽しかった
「どれも、140センチまでかぁ」 子ども服を置くショップで、 ハンガーにかかるTシャツやワンピースについたサイズの数字をパラパラと確認しながら、ため息が出た。 娘の身長はこの夏、140センチをこえた。 これから買う服のサイズは、150センチで探さなければいけない。 これまでずっと使ってきた子ども服の店では、 ほとんどの商品のサイズは、140センチまでだ。 身長とともにグッと大人びてきて、 服の好みもこれまで着ていた服のようにカラフルなものや、 フリルのついたものよりは
帰省して京都で過ごしています。 実家は、いなかの築三十年ちょいの家なんだけど、すでに古民家感があります。 縁側あるし、土壁の座敷や応接間があって、 私たち家族は座敷の仏壇の前で寝ています。 この家に住んでいた頃は、 家族みんな寝室は2階に洋室があったので、 「座敷なんていつ使うねん」 「空間の無駄遣いや。掃除が大変なだけや」 と思っていたけども、 ちゃんと使う時期はやってくるんですね。 両親も二階に行くのが大変になったら、 座敷で毎日寝るのでしょう。 家も、住む人も
夏休みが始まりましたね、 なんて書きかけのnote記事を積んでいたら、 いつのまにか8月になっていた。 久しぶりにひと月投稿せずにおいてしまった。 連続投稿(月)の記録も途切れた。 あんまり気にしてなかったけど、言われるとちょっと気になる。 7月はなんというか、 大変な月だったのかもしれない。 4月のデビュー以降、 平穏だった月なんて、 今のところないんだけど。 これまで、クリキャベのことで浮き沈みしていた気持ちは安定してきたものの、今度は次も書けるのかというほんと、
『クリームイエローの海と春キャベツのある家』の発売から、あっという間に2か月半ほどたちました。 感想や書評をたくさんありがとうございます。クリキャベの感想・書評は、ご自身の家のことや生活のことを振り返りながら書いて下さる方がたくさんいて、切なくなるようなものからくすっと笑っちゃうものまで、幅広いです。 こちらのマガジンに登録させていただいているので、 未読のものがあればぜひ読んでいただけると嬉しいです。 (noteの感想文だけで、本日時点で45本書いてくださっています!感
noteで書き始めたことを振り返るインタビュー記事(朝日新聞デジタル)が公開された翌日の今日、 なんとnoteをはじめて3周年でした!ジーン。感慨深いです。 関わってくださった、全ての方に感謝です☺️ これからも、せやま南天をどうぞよろしくお願いします。
朝日新聞デジタルにて、インタビューしていただいた記事が公開されました。 文章を書き出すきっかけや、クリキャベのこと、そして書くことへの思いなど…話しました。 こちらから5月27日 16時まで、会員登録無しでも、全文読めます。ぜひ☺️ https://digital.asahi.com/articles/ASS4Z13RTS4ZULLI002M.html?ptoken=01HYSXKSWKF3Q612Z554BHVNP9
5月19日(日)、都内某所。 貸し会議室の一室で、 スタンドFMの番組『すまいるスパイス』のライブ収録が行われました。 3周年という節目の記念回に、光栄なことに、 ゲストとしてお招きいただきました! noteでは交流があるけれど、 お会いするのははじめましていう方が多くいらっしゃり、緊張しました。 が、 ピリカさんをはじめ、みなさん、 優しく!楽しく!明るく!あたたかく! 迎えてくださって、 とても話しやすい雰囲気を作ってくださいました。 番組の前半は3周年にちなみ
初めての書籍の発売から1ヶ月と少しがたった。 発売前も後も、 嬉しいことがたくさんあった。 応援してくれている人たちにお祝いをしてもらって、新しく本で出会ってくださった人もいて、重版が決まって、手をかけた本をみなさんに可愛がってもらえているようで、とても嬉しい。 でも、嬉しいことばかり、 というわけにはいかない。 やっぱり知らない世界に出ていくということは、 きついなと思うこともある。 2作目の壁という言葉がチラついて、 次書けるのかな、と不安になる日もある。 そん
小さい頃に入院をしたことがある。 おたふくかぜをこじらせて、無菌性の髄膜炎にかかった。 窓際のベッドで背中を出して丸まって、打たれる注射はとにかく痛かったことを、もう何十年も前のことなのにいまだに覚えている。 けれど、 入院生活そのものはなんだか特別で楽しかった。 父と母は共働きでずっとそばにいてくれたわけじゃないので、たぶんそれは、ナースの方達のおかげだったんじゃないかと思い返す。 あの頃、担当してくださったナースの方達は、母と同じかそれ以上の年齢の人たちだった。
発売前後のイベントが落ち着いてきて、 このゴールデンウィークは読むスイッチが入ったようで、本ばかり読んでいた。 いつ読んでるんですか? と聞かれることがあるけれど、ふだんスイッチが入っていない時は、集中したい本はお風呂場で読んでいる。あとは午前いろいろしながら、だらだらとリビングで読んでる。 スイッチが入ると、ずっと読んでる。 1分でも時間があれば本を手にとる、という感じで。 ゴールデンウィークはまとめて読めたので、 久しぶりに感想を書いてみます。 君のクイズ 小川哲
発売して10日たった昨日、 やっとなんだか日常が戻ってきたなぁ、 と私は思っていた。 夕方。 私は、小学生の娘のTシャツと格闘していたのだ。 4月に新学期が始まり、 はじめての図工の時間が、 絵の具を使うものだったらしく、 娘は真っ白なシャツに、 盛大に赤いしぶきをつけて帰ってきた。 一体どうやって落としたものか…… お湯で洗う→効果なし 緑の石鹸をつけて洗う→効果なし 家にあったシミ抜き用の洗剤→効果なし もはやこれまでか…… と思ったけれど、 白いTシャツ
先日4月5日に無事、 創作大賞2023にて朝日新聞出版賞を受賞した小説、 『クリームイエローの海と春キャベツのある家』の書籍が発売されました!!! 創作大賞の主催者であるnoteから、プレスリリースを出していただいています。 実は、小説の内容のチェックを終え、校了したら、 「あとは発売日を待つばかり。もう私にできることはないだろう」 と思っていたのですが、 ありがたいことに、校了後もあれこれ動いておりました。 小説家の仕事は、 小説を書くだけにとどまらないんだなぁ…
今週4月5日(金)発売本の表と裏。 デザインはbookwallさん、イラストはぷんさん。 帯の感想は、 吉穂みらいさん、琲音さん、あおモさん、infocusさん、もつにこみさん、きたこさん、コッシーさん、ローリーポーリーさん、largecedarさん! ありがとうございます。