恭喜発財、旧正でーびる
コンシーファーツァイ。
今日は旧正月(春節)です。
沖縄では行事ごとがわりと中華圏なので、昔は旧正を祝うことが多かったようです。
今でも本島南部の糸満辺りでは新正月よりも旧正を祝うようです。
かえるちゃんは旧正の時期に香港と台湾に行ったことがあって、香港は3日間お店がお休みでゴーストタウンでした。
延々とバスに乗って郊外まで行ったり、人の気配を探して地下鉄セントラル駅付近に大集合しているフィリピンからのメイドさんたちの大群にまみれていたこともあります。
路上でデヴィッドボウイの海賊版カセットテープを買った思い出があります。
台湾では土建屋の社長さんのおうちに居候していたので、年末年始はあちこちのお宅を訪問しました。
社長さんは日本小姐のかえるちゃんを連れて歩くのが自慢だったみたいです。
どこのおうちでもかならず出されたのがエビトーストです。
エビのすり身を塗った食パンを揚げたものです。
金華ハムって言うのかな?
台湾ハムが少し混じることもあります。
これがとてもおいしくて、かえるちゃんはどこのおうちに行ってもパクパク食べました。
沖縄でもこのエビトーストを出すお店があって、沖縄市の月苑飯店と言う中華のお店です。
このお店は高級中華料理屋さんとされていて、沖縄では歴史のあるお店になります。
飲茶みたいなチマチマ料理ではなくて、大皿料理になっています。
お値段はお高めで、エビトーストは8切れで3,000円オーバーでした。
まったくお腹がいっぱいにならない量なので、お予算は2人で10,000円くらいが目安になります。
かえるちゃんもエビトーストが好きなんですけれど、そうたびたび食べられるものではなくて、数年ごとに食べるくらいですが、心のごちそうになります。
エビトーストについてはメニューでも「エビのトースト」って高級感のない表記なので、正式な料理名は不明です。
台湾でもエビのトーストと説明された思い出があります。
中華圏では春節のお祝いに大量の爆竹を鳴らし、日本のNHK紅白歌合戦をテレビ放送します。
台湾では春節2日目は精進料理を食べる習慣があるらしくて、「素食」って言うんですけど、食べに行きました。
台湾では謎の食材使用の料理が多いので、ちょっとデンジャラスなんですが、素食なら大体の見当はつくので、それからは素食をよく食べるようになりました。
赤一色のポチ袋に入ったお年玉もいただきました。
今回の記事のヘッダー画像は2年ほど前に近所のイオンモールで撮ったものです。