トラベルクリエイターを目指し仲間と学んだ3ヶ月|POOLOJOB1期生
株式会社TABIPPOが新しく開講した「POOLOJOB」。
私は、4月から3ヶ月間、旅先の経験をコンテンツ化する力と発信力を学びました。
1ヶ月間に約70時間のコミットが必要と謳われているPOOLOJOBでの活動と学びは、一体どのようなものであったのか?
今回は、卒業を間近に控えた1期生である私の体験をまとめてみます。
これから、「POOLOJOBへの参加を検討している人」、「旅を仕事にしたいと考えている人」必見です!
活動内容
月毎の3ヶ月間の流れ
POOLOJOBでは、週に2本、800〜5000字程度の記事を、noteにて課題テーマに沿って執筆しました。
また、5人程度のチームが組まれ、チームミーティングや進捗報告をするなかで、仲間と励まし合いながら、共に、切磋琢磨することができました。
【1ヶ月目】
トラベルクリエイターとなるためのキャリア戦略を、スプレッドシートを用いて棚卸し
今回は、トラベルクリエイターになるための手段として、ライティングに力を入れて学ぶこの講座。
掲載したい媒体を調べたり、どんな記事が書けるのかを考えて文字に起こし、仲間に共有したりしました。
ライター志望ではなかった私は、ここで初めて、ライターの世界について、自分で情報を集め、自分がなる場合にはどのようなキャリア戦略を立てるのかを、理想と現実を擦り合わせて考えました。
この時期にきちんとした戦略が練れたわけではなかったので、大まかに書き、都度修正や見直しを行いました。
また、課題を通して文字量に慣れる経験をしました。はじめに自分で決めた文字量に向かって執筆を進めるなかで、記事の構成力なんかも自然と身についたように感じます。
【2ヶ月目】
取材や課題を通じ、コンテンツ作成力と発信力を高める
課題執筆に加え、2ヶ月目からは、チームの仲間にオンラインでインタビューをし、取材記事作りに挑戦しました。
取材経験なんてない私達へ「では取材を行い、記事を書いてきてください!」と、運営からの突然の課題(笑)。
取材の極意や知識もなく、手探り状態で行なったことで、取材する際に必要なポイントを自分の失敗談から、学ぶことができました。
詳しくはこちらの記事に記載してありますので、ご興味のある方はどうぞご覧下さい。
【3ヶ月目】
旅を仕事にするための営業力を高め、自走する
3ヶ月を終える頃には、計3回の取材を終えました。また、課題執筆に取り組んだことで、合計24本の記事が出来上がりました。
こちらの記事をもとに、営業用のポートフォリオの作成が始まります。
ポートフォリオの作り方や、実際の営業の掛け方、案件獲得までの流れについては、講座のなかで学びを深めることができました。
また、様々なバックグラウンドや経歴をもつPOOLOJOB生。
仲間内での勉強会も活発で、講師さながらの伝え方で、自分のスキルやできることを仲間に伝授し合いました。
このように、講座以外にも、頼れる仲間がおり、得意なことを出し合って、みんなで補い、励まし合いながらスキルを磨きました。
講義の中で印象に残ったもの
上記のような活動を乗り越え、トラベルクリエイターとして自走する為のスタートラインに立つ中で、必要不可欠であると感じた学びを、3つ紹介します。
①SNSブランディング
講義では、旅を仕事に活躍され続けている現役講師の方から、仕事を獲得するためにはSNSのブランディングが必要不可欠であることを学びました。
案件獲得をするためには、自分が何者であるかを示す必要があります。こちらには「ポートフォリオ」が役立ちます。
しかし、「トラベルクリエイターとして仕事を受注したい私」を、相手に見つけてもらうためにはどのようにしたら良いのでしょうか?
こちらで、必要となってくるのがSNSでの発信です。
リュックサック1つで毎月違う国で暮らす、ノマドニア創設者のKHOさんは、
「トラベルクリエイターとして、仕事を獲得するのであれば、SNSが好き嫌いという話ではなく、インフラだと思って使うこと」
とおっしゃっていました。
また、写真家コラムニストの古性のちさんは
「SNSは自分のお店だと考える。何屋であるのか看板を掲げ、それに合う商品を並べること」
とおっしゃっていました。
どちらも、仕事獲得に繋げるSNSのブランディングをする上で、大切な考え方だと、胸に刺さりました。
SNS初心者で苦手意識のあった私が、Twitterで毎日3投稿する中で気づいた学びについては、こちらの記事に記載してありますので、ご興味のある方はどうぞご覧下さい。
②ライティング力
ライターになることが、トラベルクリエイターになる唯一の道というわけではない。
しかし、文章力を身につけることは、
・営業先でのトーク力
・素敵な旅先を相手に魅力的に伝える力
・SNS発信する際のtweet力
など、ライターにならないにしても、様々な面で役立ってくる。
なかでも、ライターを目指す人であるならば、取材ライターになることがおすすめである。
おすすめ理由としては、「単価が高い」「できる人が少ない」ということが挙げられていた。
取材の中で感じたことは、上記のようなメリット以外にも、自分自身の学びややりがいに繋がる部分だ。
例えば、自分の知らない世界を知ることができる。
発信力がなく、素敵であるにも関わらず、ライトが当たらなかった人や場所、物に対して、自分がライトを当て、世の中に知ってもらうきっかけを作ることができる。
そしてなにより、記事を読んだ相手が喜んでくれる。
「いい文章はどこに書くかではなく、何を書くか」
これを考えて発信を続ければ、いつか誰かにこの熱い思いは届くことを、中村洋太さんから学びました。
単純に、面白い!と感じたし、お宝探しのようなワクワク感すら覚えました。
③コンテンツ力
こちらはスキルの掛け合わせが大切だと学びました。
今回ライティングを通して感じたことの1番は、文章力があっても、知名度のないライターは記事を読んでもらえないということです。
知名度があれば、名前が看板になりますから、手に取ってもらえます。
駆け出しライターの場合は、パッケージを見て手に取るか取らないかが決まります。
そこで必要となるのが、
・目を引くサムネ
・インパクトのある見出し
・読み進める中で読者を疲れさせない写真
です。
つまり、
「デザイン力×ライティング力×写真力」
簡単に並べても3つは必要ということです。
コンテンツ作りには、スキルの掛け合わせが大切。3つ以上のスキルを合わせることで、オリジナリティが高まり、唯一無二の存在になれることを学びました。
継続は力なり
3ヶ月間の学びを通して、インプットとアウトプットを繰り返す中で、ようやくスタートラインに立った私達。
今後は、
課題があるわけでもない。
締め切りがあるわけでもない。
そんな自由な環境の中、学んだことを続けられる人こそが、トラベルクリエイターとしてのキャリアを積んでいけるのだと思います。
講義の中で1番印象に残った言葉として、
「やりたい人100人。やる人10人。続ける人1人。」
という言葉がありました。
理想の自分に近づきたい思いで、参加を決めたPOOLOJOB。アクションは起こせたので、今度は「続ける人」になるべく、仲間と共に走ってゆきたい。
何かを始める時、同じような仲間がいることは心強く、理想に近づくスピードを何倍にもしてくれます。
私はまだ成果という成果は出ていないけれど、POOLOJOBで同じ志を持った仲間に出会えただけでも、大きな価値があったと思います。
皆さんありがとうございました!
これからもよろしくお願いします。
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