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何かをクリエイトする思考

どうもこんにちは、できるだけ投稿頻度をペースアップしようと思っては失敗してるでるたです。
突然ですが、僕はなにか作るのが好きです。作ると言っても具体的に形のあるもの(プラモデルとか)ではなく形のないもの(企画やゲームのルールなど)を作るのがめちゃくちゃ好きです。今回は僕がそういったことを好きになったルーツと僕が思うそういったことを考える上で大切なことについて書きたいと思います。

僕がモノ作りに目覚めたルーツ

僕が初めてモノ作りしたのは中学の頃でした。当時僕は将棋部に所属しており、そこに入り浸っていました。将棋部といってもガチで大会とかを目指しているわけでもなく、集まっては将棋を片手間にメンバーで駄弁ったりしてるようなとこでした。笑
僕らは当時とにかく面白ければよく、ある日誰かが、ネットかどっかから「ついたて将棋」や「準将棋」などのいわゆる変則将棋というやつを見つけてきました。(詳しくは調べてみてね)
ただ遊ぶことが目的だった将棋部は一気にそれにのめり込みました。外から見れば真面目に将棋をしているように見えるし、我々は新しいゲームに触れられてめっちゃ楽しい、まさに我々が見つけた到達点、パラダイスだったのです。しかしそんな日々も長くは続きません。我々は傲慢にもめちゃくちゃ飽き性でブームはすぐに過ぎていきました。
そんなとき僕の中に一つの天啓が降ってきます。「もっといろんな変則将棋があれば…ないなら自分で作れちばいい!」その日から僕はのめり込むようにいろんな将棋を考えました。当時30くらいは変則ルールを考えました。先生が緩いカモ授業の時間を使い、ひたすらに新たな将棋を考え、その日の放課後に部活に行き、みんなでテストプレイをする。そんな日々を繰り返しました。当時我々はとにかく面白そうで外面のいい話題は大歓迎だったので、多少出来が悪くても、二度とやらないだけで別にオッケーと言った感じだったので「効率度外視の手数」という僕の強みもめちゃくちゃ活かされました。そのとき初めて自分の考えたものが誰かに認められる快感や興奮を覚えました。

モノ作り(特にゲームルール)で大切なこと

モノ作りに大切なことはたった一つ「わかりやすいこと」です。それだけ。ルールブックは薄ければ薄い方がいい。これが僕の持論。
ただこれがひたすらに難しい。麻雀や将棋だって、ある程度ルールを覚えなきゃ遊べない。それゆえ麻雀や将棋をやったことない人、敬遠してる人は多いだろう。逆にババ抜きは「わかりやすい」の究極だろう、基本的にルール説明でつまずくことがない。これが所謂TCGになってくると死ぬほどルールが難しい。ゆえにとっつきにくく、人口が少ないのだ。
なぜ「わかりやすいこと」が重要かというと一つは最初に覚えることが多いとどんなに面白くても始めるハードルが高くなる。想像してほしいが、友達に「このゲームやろう!」と言われたとき、3分でルール説明が終わるゲームと30ページあるルールブックを渡されるゲーム、どっちがいいだろうか。全人類後者と答えるだろう。とっつきやすさはゲームに大切な要素だ。
さらにもう一つ、ゲームが複雑なほど、熟練度が勝ち負けに影響しやすい。これは個人論だが、ビギナーズラックができないゲームは全てクソゲーだ。例えば始めた日に熟練者に10連敗したら世の中の半分の人はそのゲームにいい印象を抱かないだろう。特にルールもよく理解できてない状態で熟練者にボコボコにされたら初心者は何をされてるかもわからないので初心者はそのゲームに対して「よくわからないけどこのゲームをしたらとにかく負ける」というイメージがつく。これが最悪だ。その人はゲームに対して苦手意識をもつ。逆に多少ルールが分かってなくても運要素や軽い閃きで勝てれば、そのゲームは少なくとも初心者にとって「勝つか負けるかわからない」という印象になる。これが重要だ。そう思えばよほど要素がクソでない限り「またやろう」と思ってもらえる。

初めてnoteでノウハウ的なものを書いた気がする。笑
ぶっちゃけ当たり前のことしか書いてない気もするが参考にしてくれる人、モノ作りに興味を持ってくれる人がいればとても嬉しい。
これから何かモノ作りをしたいなぁなんて。それでは皆さんアディオス。

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