■ 最近ではヤンキーを見かけることが少なくなったが、かわりにネット上だけ威勢がいい ”ネットヤンキー” が増えたと感じる。「なんかお前気に入らねえな」という態度をネット上で示して喧嘩を売っている。ヤンキーもネットヤンキーも、自分の人生が不満で不安で、自分に自信がなく、自分を頼れず、心理的に衰弱してしまっていることは共通している。だから人に絡む。弱くて醜い自分に向き合う時間にさいなまれるのが恐ろしいから、人に絡まないではいられない。また、決してひとりでは胸を張って行動できないこ
いつからか根性という言葉は悪い言葉となった感があります。その要因として、根性という言葉を適切な場面以外で、滅多矢鱈に使ってきたことにありましょう。結果として、根性という言葉が無謀の意味をはらむか、無謀と同義となってしまっているのです。 例えば、実は病気のためにそれができないところを、無知がゆえに「根性がないからだ!」と子供に怒る大人。例えば、部下を使うだけ使って、部下が辞めたいと言ったり、過労で倒れると、「あいつは根性がない」とぼやく上司。例えば、身体が悲鳴をあげている
腹が減れば、生きるために、自分以外の生物を殺し、食べる。生きるとは、殺すことだ。 アズラーイールという天使も例外ではない。腹が減れば、生きるために、自分以外の生物を殺し、食べる。人間と異なる点は、アズラーイールは贅沢をしない。本当に腹が減ったときだけ、人間を殺して、食べる。人間だけを殺して、食べる。人間と違って、無駄に多くの種類の生物を殺し、食べる、なんてことはしない。鳥や豚や牛を食べることはしない。過剰な殺しは決してしない。必要なぶんだけ、自分の国である天国に人間を持
■【人間あるある】「世界が平和になりますように」と願いながら、他方では「あんな奴、死ねばいいのに」という憤慨の感情を持っている。 ■「世界が平和になりますように」とは、多くの場合、実は他人の事までは考慮されておらず、「 ”自分の” 世界が平和になりますように」と願っているに過ぎない。具体的に言えば、「 ”自分が見て、聞いて、感じる” 世界が平和になりますように」と願っているに過ぎない。よって、「世界平和」を願いながら、同時に「他人の不幸」を願うことができる。 ■ 心の葛藤
「私が寂しい思いをしている時、失恋した時、会いたい時、遊びたい時、雑談したい時、病気に掛かった時、お金のない時、Aさんは私のために時間を割いてくれたし、嫌な顔をせずお金を貸してくれた。だからAさんは私の掛け替えのない友達」。 さて、人生経験の豊富な方であれば、上記のようなことを口にする人に対して、こう言いたくなるのではないでしょうか。「それは友達ではなく、知人と言うのですよ」。 その人が友達であるかどうかは、平時ではわかりにくいです。命の危機に瀕している時でもわかり
「この憎しみの感情の原因は相手にある」と考えるならば、貴方の持つその憎しみの感情は決して消えはしません。憎い相手を殴ろうが、刺そうが、殺そうが、貴方の持つその憎しみの感情は決して消えはしないのです。 何故なら、憎しみの感情とは外部(他者)によってもたらされるのではなく、内部(自分)から生まれるからです。貴方が憎しみの感情を持っているのなら、それは貴方が憎しみの感情を持つことを望んでいるからです。 「裏切られた」「絶対に許さない」「殺してやる」「死んでしまえ」と相手を
■ 人は、対岸の火事で自分に火の粉が掛からない事となれば、自分のことは棚に上げて、他人を好き勝手に批評する。その際、事実がどうであるかなどその人にとってはどうでもよい。 ■【人間あるある】「あんな奴、死ねばいいのに」と思っていた人間が本当に死ぬと、本音ではほくそ笑んでいるが、世間体と保身のため、建前では悲しんだり、怒ったりして見せる。 ■ 多くの人は、自分こそは特別な存在だ、という傲慢な感情を心の底で持っているが、その感情は自分以外の人間も各々で持っていることを知っている
(特に10代、20代の方々が)恋愛をする際は次の6つを自身に問うてみても損はないかと思います。 ・私は、実のところ、相手に関心があるのではなく、恋愛感情に酔い痴れているだけなのではないか。 ・私は、「相手は私の欲を満たすための道具であり、その道具は私の欲を満たして当然である」という考えを無意識の領域で持ってはいないだろうか。 ・私は、恋愛というものに対して、自分に都合の良い事ばかりを期待してはいないだろうか。 ・私は、恋愛ものの歌や映画、ドラマで展開されるような甘く都合
既にあなたもご存知のように「憎悪の感情(憎しみ)を捨てろ」と言うのは簡単ですが、実行するとなると非常に困難です。憎悪の感情を捨てることを困難にしているものが執着心というもので、この執着心が強力且つ纏わりつくような接着剤の役を果たしてしまっています。 執着心という名の接着剤が、憎悪の周囲にたっぷりと付着しているため、いくら体を動かしてみても、憎悪の感情はその人からくっついて離れません。憎悪の感情を右手で掴んでごみ箱へ捨てようとしても、右手にくっついて離れません。右手にくっ
「微力であったとしても、憎悪の感情に日々悩まされている方のお役に立てるかもしれない」と思い書きました。しかし飽くまでも私の経験を元に書きます。そして憎悪を昇華させるための結論としては、暇の入る隙ができない程に(合法的範囲内で)行動し続けるということです。 憎悪の感情、これを話せば人は離れていきます。自分が持つ身がよじれる程の激しい憎悪の感情は、多くの人は経験したことがないためです。経験したことがないということは、つまり想像し難いものであり、恐怖の対象であり、負の感情を抱
「Photoshopであれば、画像編集はボタンひとつでできるんでしょ?」「Photoshopはスマホのアプリと同じようなものでしょ?」と思われがちですが、既に貴方もご存知のように、実際は複数のレイヤーを組み合わせて、色調補正や肌のレタッチといった画像編集がPhotoshopで行われています。 作品は華やかに見えますが、それに至るまでの工程は実に地味で地道な作業の繰り返しです。高度な技を習得している人ほど基本を熟知しています。これはどの分野でも同じことが言えますね。例えば活躍