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ブランディングがないとどうなる?

「競合が価格を下げたから、うちも価格下げよう!」
「競合が価格変えずに追加サービス入れた!?コストが。。よしうちもやろう!」

こんな状況起きてませんか?このように競合や市場の状況に引っ張られて、自社の価格やサービス内容を変えていたら、利益も市場シェアもどんどん落ちてしまいます。では、どうすればよいのか。

それは、「ブランディング」をしっかり行うことです。

今日は、「ブランディングがないと陥る負のサイクル」についてお話しします!

ブランディングがないと陥る負のサイクル

まず結論から、ブランディングができていない企業は、下のような負のサイクルに今後必ず陥ります。

「価格競争」→「サービス競争」→「自社コスト圧迫」→「利益率低下」→
「コスト費・PR費削減必要」→「市場シェア低下」→「繰り返し」

もしブランディングができていないと、お客さんは「あなた・御社」を選ぶ理由がありません。そうすると、唯一選ばれやすくなる施策として「価格」を落とすことになります。自社が価格を落とすことで、周りの競合他社も価格を落とす可能性があります。そうなると、もっと自社も価格を落とさなくてはなりません。

両者ともに価格を落とすことで「価格競争」が生まれ、お互いの「利益率」もどんどん低下していきます。ここまで来てしまったら、商売としては成り立たないので、ビジネスを畳ざるおえなくなります。

またただ単純に「付加価値=サービス」をつけて競合と差別化を図ろうとしても、しっかりした「ブランディング」がされていないと同じように負のサイクルに陥ってしまいます。

競合が「接客でシャンパン」を出したから、自社も同じように「飲み物やシャンパン」を出す。競合が毎回お客さんに「手紙」を出してたから、自社も同じように毎回「手紙」をお客さんに送付する。

これは「ブランディング」ではなく、ただの真似になってしまいます。そのため、お客さん自身もどちらを選んでもサービスが同じ、ということは、最終的に「価格」で判断することになります。

ただ単純に競合の真似をしたり、ネットの知識などを参考にして「ブランディング・マーケティング戦略」を練るのではなく、「自社の強み」と「お客さんのニーズ」がマッチする「USP(お客さんに対して、自社だけが提供・約束できる利益)」などをしっかり考察し、施策に組み込むことが大事です。

例えば、競合が接客でシャンパンを出した。けど、自社の顧客層は子供連れが多く、子供の待機場所に困っている。であれば、近隣の保育園と提携して、接客(髪を切る)時は子供を保育園に預けることができ、女性はリラックスしてサービスを受けられる状態にする。また高級地区の顧客層であれば、ただシャンパンを提供するのではなく、イチゴや旬のフルーツを入れたオリジナルシャンパンを提供したり。

競合を参考にすることは良いですが、ただ真似るだけでは「ブランディング」はできていない状態になります。また今の時代、スマホ一つで簡単に比較ができてしまいますので、「自社ブランディング」はしっかりしていない企業は、必ず負のスパイラルに陥ります。

まとめ

今の時代、世の中には「商品・サービス・企業」などが溢れかえっています。またどれもこれも同じような「性能・機能・サービス」であるため、「差別化・ブランディング・USP」がないと確実に生き残れない時代です。

この機会に自社のブランディング状況を必ず見直してみてください!

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りゅうた

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木村りゅうた @ 株式会社ニュークラウド
こんにちは。 株式会社ニュークラウドの代表「木村」です。 noteでは、主に「ビジネス」について書いています。 みなさんのサポートと応援により、クリエイティブな活動が続けられています。 本当にありがとうございます。 これからも応援のほど、よろしくお願いいたします😊