「なぜあなたは、ここにいるのですか?」琉球ウェルネス経営チーム対談〜vol.2〜
おはようございます、広報担当のさおりすです。
今回も、経営チーム3名による対談のつづきをお送りします!
(vol.1はこちらです)
テーマは、「なぜあなたは、ここにいるのですか?」。
琉球ウェルネスで事業をつくる3名がどんな人なのか。
どのようにして琉球ウェルネスの事業つくりに携わるようになったのか。
ぜひ、読んでみてくださいね。
ーーかわんちゅさん、美咲さん、Xのアカウントを変えたのですか。
美咲(福地美咲):
私も実は、アカウントだけ作ってあるんですけど……(笑)
かわんちゅ(川人ゆかり):
美咲ちゃんと話し合って、Xのアカウントの内容を変えました。
みっちーは、実は発信がすごく好きなわけでも
得意というわけでもないんです。
でも、やるべきだと思うからやる、というスタンスで
一生懸命発信してくれている姿をずっと見てきまして。
それを一人で担わせることに心苦しかった部分もありました。
今回、私も経営陣になったことを機に、
琉球ウェルネスのことを知ってくれる人が
一人でも増えたらいいなと思って始めることにしました。
別に「私は執行役員です」と、すごく言いたいわけではないんですが(笑)
琉球ウェルネスには、みっちーだけじゃなくいろんな人たちがいて、
みんなでこの会社を作っているんだということが、
少しでも見えたらいいなと思っています。
Xにその効果があるのであれば、
自分の気持ちはかなぐり捨ててでも、やろうって思いました。
それまでは気楽なことしか書いていなかったので(笑)
ーー愛を感じますね。
みっちー(道廣敬典):
僕は、Xで1日2、3本のアウトプットを目標にしています。
かわんちゅ:
お客さんが、X上で「琉球ウェルネスのサービスがすごくよかった」と感想を挙げてくださっている時に、自分のアカウントが「主婦アカウント」過ぎて、絡みにいけず……
それってどうなんだ、とも思って(笑)
ーーかわんちゅさん、大きな決断をされたんですね。
みっちー:
シンプルに嬉しいですね。
これが僕らのチームのいいところだと思うんですけど。
僕は、一度も二人に、Xアカウントを変えて欲しい、Xをやって欲しいとは、
お願いしていないんです。
「琉球ウェルネスの執行役員」として、
そのポジションで、発信してくれとも言ってはいません。
必要だったら二人ともやってくれるだろうという感覚もありました。
究極、今すぐやらないと死ぬものでもないんです。
でも、二人が自分たちで執行役員として、発信の必要性を感じてくれて、
キャッチアップしてくれたことが、
やっぱりプロフェッショナルだなって、思います。
ーー 黙々と背中を見せるリーダー。かっこいいですね。
みっちー:
ここだけ切り取ると、そうです(笑)
かわんちゅ:
みっちーは、できることを全部やろうとするんです。
それはメンバーにもすごく伝わってくる。
美咲:
そうだね。
かわんちゅ:
不得意であろうが、創業者として代表として、
やれることを全部やっていることは、
本当に素晴らしいことだと思います。
みっちー:
これがまさに、経営会議が始まった所以なんです。
やっぱり僕にとって、去年2023年11月の社内チームの江ノ島合宿が大きな転機でした。
心を閉ざしていたわけではないのですが。
二人がいなくなってしまう怖さも感じつつ、
どこまで二人に要望して良いのか、
どこまでサポートをお願いして良いのか、葛藤がありました。
僕にとって琉球ウェルネスの営みは、
「遠くの誰かより、近くの誰か」に届けたいものなのです。
目の前にいる誰かにとって良い存在でいたい。
近くの誰かが、ウェルネスな存在であって欲しいとの願いが強いです。
だから、かわんちゅと美咲に対しても、
「こういうことをお願いすると、苦しくならないかな」
との気持ちがあります。
とはいえ、チームとして、役割として、やった方がいいこともあるので、
これからの経営会議で話していきたいと思っています。
改めて感謝したいのは、
二人は僕のことをわかってくれているし、
わかろうとしてくれているということです。
「みっちーがどうなっても、私たち知らんから」とは、
一切思っていない……ように感じる(笑)
あとは、二人の素敵なところがあるんです。
会社のWILLと仲間たちのWILLを重ね合わせにいこうとするスタンスが
プリセットされているんです。
自分のエゴを押し通すためにここにいるのではなく、
自分もハッピーだし、会社もハッピー。
関わってくれる人たちもハッピーになるから事業を進めたいとの考えが
標準装備されていることが、素敵だなと思います。
琉球ウェルネスの経営方針の5つの中に、
利益を独占しないと掲げています。
二人に細かく説明したことはなかったのですが、
ごく自然と受け入れてくれているように感じています。
ーー三人のやりたいことがうまく重なって、ここにいるように感じます。
かわんちゅ:
「自分の人生とは」
「自分の価値とは」
「やりたいこととは」
「社会にどんな貢献ができるのか」
それぞれが、自然と、問いを立てることができているのだと思います。
人生に真面目に向き合っているというのか。
みっちー:
そうだね。
「より良い人生を生きたい」との思いがベースにあって、
ちゃんと言葉にしてくれるから、
「一緒にやろう」って声をかけたのだと思う。
かわんちゅは、相談役からのスタートだったもんね。
途中からコアメンバーみたいな表現に変わっていった(笑)
徐々に徐々に。
お互いなんか好きかも……みたいな(笑)
ーー恋愛みたいですね。
みっちー:
そうそうそう、そうなんです。
ーーかわんちゅさんがXのプロフィールを変えたのも、付き合っていることをオープンにしたような感じですね(笑)
みっちー:
そうですね(笑)
そうなるのは、お客さんがそれを、後押ししてくれた気がしています。
僕は、覚えているんです。
一人ひとりのお客さんに対応している時に、
やっぱり、かわんちゅがいてくれたらいいなと毎回感じていたんです。
お客さんの対応を重ねる度に、かわんちゅにも僕がやりたかったことが、
少しずつ伝わっていく感覚を覚えました。
お客さんの対応を通して、僕らが一緒に事業をつくることの意味を、
徐々に実感していくことができたと感じています。
かわんちゅ:
みっちーが沖縄でウェルネスツーリズムの事業をやるとなった時に、
私にもサポートできそうなことがありそうだなと、思ってはいたんです。
でも、私は割と自分を過小評価しがちなところがあるんです。
東京のビジネスシーンで華々しく活躍してきたみっちーのために、
私にできることが本当にあるのかな……という思いもあって。
サイバーエージェントで出世をして、
今をときめくスタートアップで執行役員をしていた人間にとって、
地方でやってきた自分が本当に役に立てるのかなと。
これまで自分がトップとして仕事をしてきたので、
自分のケイパビリティの相場感なんかもよくわからなくなっていました。
なので、必要な情報や知見だけ渡して、
あとは頑張れって、応援だけしている方が
いいかもしれないと思うこともありました。
ただ、徐々に関与を深めていく中で「私も役に立てるかも」と、
転機になったのは、
実際にお客さんを迎える「場」をつくっていくプロセスでした。
プロジェクトマネジメントや、組織作りなどの経験や知見が活きて、
「役に立てているかも?」との感覚を持つことができたんです。
みっちー:
僕には、かわんちゅと美咲を迎えて、
この事業がうまくいくと感じた瞬間があるんです。
とある今をときめくスタートアップ企業の幹部のみなさんにご参加いただいた、「ウェルスネスオフサイト」の最終日のことです。
昼飯を食べながら、参加者から感想をいただいていた時のことです。
参加者の方が、「めっちゃ僕は今、幸せですって」と
言葉にされたんです。
この瞬間、僕は、「この事業は絶対にうまくいく」と確信しました。
そして、この場を作ったのが、僕じゃなくて、
美咲とかわんちゅの二人だったんです。
僕ではない僕の仲間が、
体験サービスをつくって、実際にサービスを提供までしてくれて、
最後に、僕が思い描いていた状況を作ってくれたんです。
しかも、僕自身がやるよりも良いサービスがつくれていたんです。
このサービスをつくるのは、僕じゃない方がいいと思ったし、
美咲とかわんちゅの二人に任せる方が、絶対にいいなって、思いました。
「僕らが提供したいウェルネスは、まさにこれだ」と。
お客さんの言葉を聞いた瞬間に、
魂震えるものがありましたね。
ーー美咲さんとかわんちゅさんは、いかがですか。
美咲:
めちゃくちゃ覚えています。
お客さんの言葉も覚えていますし。
お客さんの表情も明らかに、参加された時と比べて変化がありました。
チームの雰囲気が、ポジティブな方に傾いたことも伝わってきました。
私も、「チームを良くしたい、元気にしたい」と、
言い続けてきたんです。
でも、お客さんに具体的にどういう表情になってもらえたらいいのか、
チームの関係性がどういう状態になったら嬉しいのかについて、
明確なものがなかったんです。
実際に、いくつかのお客さんのケースを目の当たりにしたことで、
「これこれ。これです!」みたいな感覚を覚えました。
かわんちゅ:
私も覚えています。
私たちにとっての琉球ウェルネスでのファーストクライアントは、
美咲ちゃんが連れて来てくれたお客さんでした。
最初のお客さまの時も、最終的にいい仕上がりになって最高だったんです。
でも、初めてで必死過ぎて……。
喜びを噛み締める余裕がありませんでした(笑)
2回目のお客さまが、このエピソードのお客さんでした。
実は、すごくファシリテーションが難しかったんです。
事前に決めていたプログラムが、当日の状況がいろいろと変更になり、
すべて即興劇に切り替わるような感じでした。
不安もありながらでしたが、みんなで乗り越えることができました。
最終的には、お客さまからも高い評価をいただくことができたんです。
お客さまの表情も変わりましたし、発注してくださった方が、
「本当に『ウェルネスオフサイト』をやってよかった」とお話しをされたんです。
それが、すごく自信になりました。
私にとっての転機だったなって、よく覚えています。