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「なぜあなたは、ここにいるのですか?」琉球ウェルネス経営チーム対談〜vol.1〜

おはようございます。琉球ウェルネス広報担当のさおりすです。

今年2024年1月に創業1周年を迎えた琉球ウェルネスに、
新しく執行役員2名が加わったことを前回のnoteでお知らせしました。

執行役員2名を迎え、経営チームが発足したことを記念して、
代表の道廣、執行役員の川人、福地の経営チーム3名で対談を行いました。

テーマは、「なぜあなたは、ここにいるのですか?」。

琉球ウェルネスで事業をつくる3名がどんな人なのか。
どのようにして琉球ウェルネスの事業づくりに携わるようになったのか。
このnoteを読んで、知っていただけると嬉しいです!

この対談noteは、vol.3まで続きます。
今回は、執行役員のかわんちゅさん(川人)と、美咲さん(福地)が語っています。(二人のプロフィールは前回のnoteで紹介しています)

ーー美咲さんは、なぜここにいるんですか?

美咲(福地美咲):
私には、サイバーエージェント時代の原体験があるんです。
 
当時から、猛烈に働いていたわけですが(笑)
自社メディア、ABEMAの立ち上げから、Youtube運用のコンサル組織まで
色々やらせてもらいました。

扱うサービスが、どんどん変わっていくなかで、
自分がずっと好きで、熱量高く向き合えることがあったんです。

それが、「活力のあるチーム作り」でした。

「活力」の定義は、その時々で変わりますが、
「目標やゴールに向かってやるぞ!」と、
最高に気合が入っている状態をどう作るかということをやってきましたし、
そこにすごく興味関心が強かったんです。

「この領域だけを切り出して、専門性を持っていろんな人に提供したい」
「いろんな人や組織に活力を与えたい」と、独立しました。

でも、自分が叶えていきたい概念を、どう表現していいのかわからなかったんです。

「モチベーションを上げる」という仕事なのか、
人事なのか、組織開発なのか。
しっくりくる概念に、出会えなくて。

みっちーとの再会や琉球ウェルネスに出会い、
「ウェルネス」という言葉の解像度が上がったタイミングで、
「私が言っていたのは、これだ!」と思ったんです。

最終的に、「人々が活力ある状態にしたい」と言っていたのは、
「ウェルネスな状態を作る」ことを言っていたのだと気づくことができました。

それで独立後、私が個人で支援していた企業に
琉球ウェルネスのサービスを受けてもらったんです。

その時に、私も体験設計のスタッフとしてサポートに入らせてもらいました。
すると、普段、個人で支援を行っている以上に、
お客さんの変化を目の当たりにしたんです。

「やりたかったこと」と「定義されていたウェルネスの概念」が合致して、
迷わず、琉球ウェルネスに飛び込んだ、という感じです。

昔から大事にしていることは、変わっていません。
自分が目指す状態が「ウェルネスな状態」だと思えているから、
今、頑張ることができています。

法人以外にも、個人やコミュニティ、いろんな事業にも、
オンもオフも、両面から支えることができたらいいなと考えています。

ーー美咲さんのお話を聞かれていかがですか?

かわんちゅ(川人ゆかり):
美咲ちゃんらしいなと思って聞いていました。

みっちー(道廣敬典):
僕も、新しい発見があるというよりは、美咲らしいなと思いました。

美咲:
うん。ずっと言ってることは、変わっていないのかもしれないです。

みっちー:
サイバーエージェント時代に、美咲と一緒にチームを作っていたのが7年前、2017年頃です。その時から美咲は、「熱狂するチームを作りたい」と言っていました。
言ってることの本質は、変わってないなって。

かわんちゅ:
美咲ちゃん、大学生の頃から「みんなで熱くなりたい!」という一貫した、ピュアな思いや願いを持っているように感じます。

美咲:
「熱狂したい」が、大学時代は「青春したい」という言葉に置き換えられていました。

チームで海の家を作って経営したり、
みんなでワイワイしながら最終日に向かって一緒に頑張っていく、その過程がすごく好きでした。
ワチャワチャしながら、みんなで青春の日々を過ごせているかっていうことに、日々こだわってやっていましたね。

言葉は変わっていても、ずっと同じようなことを、
やりたがっている人なんだなって感じですね(笑)

ーー素敵ですね。

ーーかわんちゅさんは、なぜここにいるんですか?

かわんちゅ:
40代を目前にして、自分のキャリアや人生を考えた結果、割と合理的な理由も含めて、ここにいるという感じです。

リクルートで数年働いて独立してからは、しばらくフリーランスを経験した後、自分で会社を作りました。プロジェクト毎にチームを組成し仕事をしたり、3年ほど人事コンサル会社で執行役員をしたりと、いろんな経験をしてきました。基本的には自分がリーダーとしてひっぱっていくことが多かったんです。

それはそれで面白かったし、色んなことにも挑戦できた一方で、自分が先頭にたった時に見える景色に飽きてしまったんです。

自分がリードして登れる山ってこれくらいだよな、というか。
これから何をしても見える景色ってそう大きく変わらないかもなって。

かといって変化を求めなくても、経済的に困ることもなく、暮らしていくことは、できる状況でした。

でも、それって本当に面白いのかな?と。

自分のステージを変えたい、
見える景色を変えたい、
そんな気持ちでした。

その上で、快適ではあった生き方をせっかく大きく変えるのであれば
「何をやるか、誰とやるか、どのようにやるか」が大事だよなと考えるようになりました。

「何をやるか」
私は本心から人に幸せになってほしいと思っています。
「頑張ってきてよかった、今ここにいてよかった、明日が楽しみ」って言えるような。
すべての人が、そう生きることができたら嬉しいなって思います。

なので、もともと「ウェルビーイング」や「ウェルネス」には関心を持っていて、数年前からプロジェクトを立ち上げたりもしていました。また、自分は根っからの旅人なので「ウェルネスツーリズム」という事業テーマには、すごく共感しました。

あと、組織に関する仕事も長らくやってきていました。自分自身も組織作りに悩んだ経験もあったので、組織をよりよくすることへの関心もやはり強くて、人生のオン(働く)とオフ(プライベート)のウェルネスを高めていくという文脈もすごくしっくりきたんですよね。

また、独立して十数年、ローカルというフィールドで仕事をしてきた経験もあり、いろんな要素を含めて「何をやるか」が、噛み合った感じでした。

「誰とやるか」
いろんな人と働いてきて、一緒に働く上で何を大切にしたいかを考えました。

結果、「誠実で、安心して背中を預けられる人と一緒にやりたい」ということに行きつきました。

お金を稼ぐ能力はあるけど誠実ではないとか、
人を当たり前にないがしろにする人も、稀にいらっしゃるんです。
そういう人に、自分の貴重な時間を使っていきたくないなと改めて思いました。

みっちーも美咲ちゃんも、琉球ウェルネスに関わっている人たちは、
本当に誠実で、すごくいい人たちが多いんです。
こういう人たちと一緒に働けると幸せだなって思いました。

「どのようにするか」
ローカル系の仕事をしている時に悩んだり葛藤していたことでもあるんですが、公のお金で上手くやるのではなく自主事業として、ちゃんと地方でビジネスをやりたいと。

補助や助成をうまく活用することも大事なんですが、それ頼みになってアンバランスなビジネスになってるところが結構多いなと。それって本当にあるべき姿なのかというと、そうじゃないように感じています。

だからこそ、自分達でリスクをとってしっかりとビジネスを形にしていくことに挑戦したかった。

こんな感じで「何をやるか、誰とやるか、どのようにやるか」
この3つがうまくはまったという感じです。

ーー琉球ウェルネスの他にも、選択肢を模索されてる状況だったのですか。

かわんちゅ:
そうですね。お誘いいただくことはたくさんありました。
ただ、1つの組織に軸足を置くことが、私にはすごく怖いことのように感じられていて、組織に入ってほしいというお誘いは、ずっとお断りしていたんです。

琉球ウェルネスは、コンセプトにとても共感したので、サポートしたいという気持ちがあり、最初は相談役というポジションから関与を始めました。
その中で、どこまで関与していくのか、自分の中でも最初は葛藤がありました。

ーー徐々に、気持ちが固まってきたのですか。

かわんちゅ:
登記前の秋ぐらいから考え始めて、2023年の春頃には、琉球ウェルネスに軸足を置いて、しっかり事業に携わっていこうと決めました。

ーーかわんちゅさんの気持ちの変遷について、ぜひ知りたいです。
今後の自己紹介noteに書いてくださいね。

かわんちゅ:
そうですね。


ーーかわんちゅさんのお話を聞いていかがですか?

美咲:
これまでも聞いていた話ではあったので、意外性はなかったですね。
逆に、普段からちゃんと深い話ができているんだなって改めて思いました。

かわんちゅさんにとって禁じ手にもなっていた、
「一つの組織に入る」という覚悟を決めるまでの気持ちの変化については、
詳しく聞きたいですね。

みっちー:
僕も美咲と同じく、今まで話してきたことを整理してもらったという感覚です。

改めて今、僕が二人に伝えたいことがあります。

一つは、昨日めちゃくちゃ嬉しいことがあったんです。

かわんちゅが、Xアカウントプロフィールの先頭に「琉球ウェルネス執行役員」と書いてくれたんです。
めちゃくちゃ驚いたし、めちゃくちゃ感動しました。

かわんちゅは、自分の会社も経営しているし、国の委員会の仕事もある。
いろんなことをやっているし、いろんなことができる人なんです。

可能性がたくさんあるなかで、
琉球ウェルネスのユニフォームを選んでくれたことが、
とても嬉しかったです。

もう一つは、今こうして二人と一緒に仕事ができることが
すごく幸せだなと思っています。

美咲もかわんちゅも僕は、15年前から知っている二人です。
でも、この事業をつくるとなった時に、パッと声をかけたわけではないのです。

当時の僕は、まだこのチームで事業を作ることを想像できていなかったけれど、あの時、事業をつくると意思決定して、本当に良かったと思います。

二人と再会できて、このチームになれたことが、すごく嬉しいです。

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