頑張る気持ちは時に自分を追い詰めてしまう、、、
最近、辛いという感情と悲しいという感情の区別がつかなくなってきたたつやです。
今回は、夢に挑戦ということで、ケーキ屋さんで働き始めたけど、そこは超絶ブラックだったという話をしようと思います。
まぁ、お察しの通りです(笑)
経験もないのにケーキ屋さんの面接通ったくらいなんです。
何かあるのに決まってますよね。。。
働き始めた初日から、僕は心が折れました。
パワハラの権化みたいな人がいたんです。
経験なしで雑用からスタート、と思っていたのに、なんか難易度高いことに挑戦させられたんですよね。
いや、まぁそれ自体は嬉しいことだと思います。
僕も、色々挑戦させてくれる優しい職場なのかなって思いました。
でも、現実は残酷なものです。
これ、わざと失敗させて怒鳴り散らしたいだけだったんですよ。
何もやったことがなく、普通は洗い物とかケーキの飾り付け(ピック刺したり、チョコ乗せたり程度)が妥当なんです。
でも、いきなりさせられたのは、ロールケーキを巻く作業。。。
業務用なので、デカいんです。
それを割れないように、大きさ均一になるように巻く。
慣れればそんなに難しくはないんですが、はっきり言って未経験者ができることではないです。
少なくとも、僕は出来なくて生地は割れるし形は歪だし、商品として使えなくしてしまいました。
初めての挑戦だから、仕方ない。
というより、詳しく教えてもくれないで、一回やって見せてから「やってみて」って言われる。
コツとか注意点とかも何も教えてもらえず、言われるがままにやってみた結果の失敗。
失敗した瞬間、大きなため息が聞こえました。
「はぁ~。なんで出来ないの?才能ないんじゃない?」
「こんなことも出来ないんなら辞めれば?」
「材料いくら無駄になったと思ってる?」
「もういいよ、どいて、邪魔だから」
こんなことを矢継ぎ早に、怒気の混ざった声で言われました。
ありえないですよね。
今の僕なら、この理不尽さに怒りも感じますが、当時の僕はまだそこまで心が強くなかったんです。
初日からやってしまったという後悔。
自分はなんてダメなんだろうという自責の念。
この怒鳴ってきた人に対する恐怖心。
思い出される幼少期のトラウマ。
”要らない子”であることに対する圧倒的なまでの恐怖が僕を支配して、周りの音が何も聞こえなくなりました。
その日、そのあとのことはあまり覚えていません。
でも、倒れたりはしなかったみたいです。
記憶には残っていませんが、なんとかやり過ごせたみたいですね。
でも、次の出勤日の恐怖感が異常でした。
「また怒られるかもしれない」
「また怒鳴られるかもしれない」
ただただ怖くて、想像するだけで手が震えてきて、胸が締め付けられて。
でも、夢のために挑戦すると決めたこと、頑張るしかないと思い詰めてました。
その結果、無理して出勤して、また怒鳴られて、胸の締め付けはどんどんきつくなって。。。
そんな日々を過ごしてました。
このあたりのことは、また別にお話しようと思います。
ということで、本日のまとめです。
初日から、超絶理不尽な業務指示を受けることがあります。
しかも、その結果失敗したら怒鳴り散らされる。
はっきり言って、ブラック以外の何物でもないので、よほどのことがない限り逃げることをお勧めします。
僕自身、自分への思い込みや、チャレンジした経緯が邪魔をして逃げ遅れてしまいました。
その結果は、精神疾患の発症でした。
無理しても碌な事ないんです。
辛い気持ちは押し殺しちゃダメなんです。
乗り切れると思って我慢し続けてると、取り返しのつかないことになっちゃいます。
だから、自分がどれだけ辛いのか、苦しいのか、ちゃんと目を向けてあげてください。
自分は自分がしっかり見てあげてください。
じゃないと、頑張りすぎて、無理して、結果身体や精神を壊してしまう。
そんなのあんまりじゃないですか。
努力は必ず報われるとは言いませんが、努力した結果が辛いものだと次の努力はしたくなくなります。
だからこそ、しっかり自分を見てあげてください。
努力するのは二の次です。
今回は、そんな僕の転職初日の理不尽パワハラで心が折れた話から、頑張りすぎる前に自分と向き合うことの大切さをお話しました。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
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