イソップ童話「臆病な猟師」について
口先だけでは、なにも解決しないと思っているたつやです。
口先だけの上司とか、多いですよね、、、笑
イソップ童話の中に、口先だけで何も成し遂げられない、成し遂げるつもりもないというような意味が込められた「臆病な猟師」っていう話があるんですが、今回はこの話をしようと思います。
「臆病な猟師」の物語は、ある猟師がライオンを討伐するためにライオンの足跡を探すところから始まります。
猟師は木こりに、近くにライオンの足跡を見なかったか尋ねますが、木こりはライオンを見かけた、案内しようか?と答えます。
しかし、猟師は「自分が探しているのはライオンの足跡だから」と木こりの案内を断るというお話です。
大切なところは3つもない気もしますが、要点を3つに分けて書きますね。
1つ目は、誠実さの重要性です。
猟師は、ライオンを討伐するためにライオンの足跡を探していたはずなのに、いざライオンが見つかったとなると臆病風に吹かれて、ライオンの足跡を探しているだけだと嘘をついてしまいました。
親切な木こりに嘘をつくことになっただけでなく、自分の目的も見失う、まさに自分自身にも嘘をつく結果になったわけです。
2つ目は、責任についてです。
猟師は、ライオンを討伐するという自分の責任を果たしませんでした。
口先だけの言葉で逃げてしまい、自分の役割や目的もすべて投げ出してしまう結果になってしまいました。
自分の行動や発言に責任を持つことが、他者への影響にも繋がることにもなるので、注意が必要ですよね。
3つ目は、実行力の大切さです。
先の2つの複合みたいな感じではありますが、結局口先だけでは何を言っても意味がありません。行動して、実行して、初めて意味があるんです。
危険なライオンを討伐する、この物語の中では大義にあたるこの行動ですが、猟師は口先だけで英雄にはなれませんでした。
人間誰しも、臆病になってしまう場面は必ずあります。
それが悪いことではありませんが、いつも口先だけでは、誰からも信用されなくなってしまいますし、何より自分自身が自分を信用できなくなってしまうので、十分気をつける必要がありますよね。
ということで、本日のまとめです。
イソップ物語「臆病な猟師」は、誠実さと責任の重要性を教えてくれる物語でした。
この物語から学ぶ教訓として、誠実さを持ち、自身の言葉や行動に責任を持つことが重要であることが示されています。
僕たちは、自分自身と他者に対して誠実であり、責任感を持った行動をとることで、信頼も得られるし自分の成長にもつなげていくことが出来ます。
あいつは口先だけで何もしないやつだ。そう思われないように、責任感や行動力をもって、なにより自分自身が自分を好きになるためにも、自分に嘘をつかないようにしていきたいものですね。
そういう気づきがあったので、今回この話を共有させていただきました。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
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