「マコモで作るしめ縄」(父の運命の輪)
皆さん、おはようございます。
ryukoです。
帝王(父)は昔…
寺の天井画・壁画を描きました。
それも数奇な「ご縁」だと
以前記事にもしましたが…
私の予想通り…
次なる数奇なご縁が舞い込んだのです。
…なぜ?(>_<)?…
帝王から嬉しそうに…
電話が入った。
どしたどした?なんだい?
「ryuko!ワシの~🎵」
(;゚Д゚)!! なんで?
近所の人から頼まれた。
氏神:八幡神社の
「しめ縄作り」
作り方を知らない近所の人たちは
寄り集まって困っていたらしく
帝王に協力を求めたのだと。
へ~、父さんしめ縄作れるんだあ!(笑)
「いや、作ったことないよ🎵」
あ、そーなのね…。
頼まれたら嫌と言えない帝王。
そこから…いろいろ調べた。
器用な人だし、こだわり派だから
妥協がないのだ。
一緒に住んでいる妹は興味がなく
話も聞いてくれないと
愚痴も電話の内容に色を加えていた(笑)
「あんたなら、わかろーが!笑」
うん、なんかすごいじゃん。
(;・∀・)
しばらく話を聞いて電話を切った。
そして、昨日…
突然の訪問。
(どいつもこいつも…笑)
しめ縄作りについて
話をしに我が家にやって来た。
皆さんは、しめ縄…
何で出来ていると思う?
ワラじゃないんだって。
「マコモ」という植物を
使うんと。
マコモ?
マコモって…もしかして?
「そーなんよ、わしのー
10年くらい植えとるんで」
マコモダケが
食べたいと思って帝王が植えていた
植物だ。
キノコでもタケノコでもない。
茎が太くなった部分の内側が可食できる。
…マコモ…
イネ科の植物で多年草。
別名「ハナガツミ」
古来から「神が宿る草」として
神社で霊草として使われてきた。
古事記や日本書紀にも出てくるんだって。
マコモダケは健康食品としても
まだまだ珍しく、葉っぱはお茶にする。
「わしは、何年も前から
神さんに準備しとけよって
言われとったんじゃろーて」
…私も…そう思うわ…
(;・∀・)
この地域で育てている人なんて
滅多にいない植物だ。
使うのはスーッと伸びた葉っぱの部分。
刈り取って選定して束にして
2日間の天日干し。
それからは陰干しで
乾燥させていくらしいのだが
いい部分は乾燥しても「緑色」
悪い部分は茶けてくると言う。
今年は、しめ縄の試作を作ってみて
来年から本格的にマコモを
育てるところからやるらしい…。
が…なぜ帝王にいつもこんな話が
やってくるのだろうか…。
寺の天井画・壁画の次は…
神社のしめ縄かい!(笑)
普通ならそんな一般的に
舞い込む話でもないと思う。
それも素人なのにねえ…。
たぶん、帝王のことだ。
やり遂げるだろう。
神仏を信じないはずの帝王だが
神仏に愛されている気がしてならない。
その形は、みな姿は違えど
なんらかしらの導きがあり
向かうべき方向へと
いざなわれている。
抗えない「運命の輪」
皆さんにもあると思うのだ。
本人の計り知れないところで…。
(=゚ω゚)ノ
だから、避けようにも
避けられないことがある。
帝王のように受け入れる姿勢は
見習いたい。
マコモの葉を乾燥させた
悪い部分を使って芯を作り
キレイな部分で3本の縄を
編んでいく予定の試作品。
私も同席してみたい!
( *´艸`)
年末ごろにやるらしいので
その時にはまた、記事にできるといいかな。
そうだ。
明日は、しめ縄についての知識を
少し教えてもらったので
それを記事にしてみよう。
知っている人には大した内容には
ならないかもしれないが…
参考になればいいかな。
私は、帝王の話が面白かった。
キラキラした顔で
「やる気にみなぎっとるんで!」
弾むような声で
止まらない話を聞いていることが。
私にとっても貴重な体験をするかも…。
( *´艸`)
今度は神社のしめ縄作りが
始まっているようです。
運命の輪ってどんな形をしているのでしょうか。
私の運命の輪は…
なんでしょうかねえ。
最近、迷走中です。(笑)
どうか、お導きがありますように…。
P.S
歳を取って丸くなった帝王。
破天荒な生き方から
神仏に感化されていく姿は…
まさに「孫悟空」だわ。
(*ノωノ)
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