苦悩の10年 辿り着いた男の決断。
Today's Brain
ご覧頂き、ありがとうございます。新美 龍位(にいみ りゅうい)です。
【⠀世の中に何か貢献できることはないか。⠀】
時間は有限である為、
クリックして頂いた読者様の時間を頂戴しているという自覚を持ち、
ブログを通じて自分の経験が、皆様のお役に少しでも立てれば幸いです!!
Ⅰ「同世代より早いセカンドキャリア」
怪我でサッカー選手に区切りをつけ、「セカンドキャリア」として、家業を継ぐ為始めた税理士の勉強、
税理士を目指す中、
世の中の情勢のめまぐるしい変化や日本の未来に疑問を持ち始めた。
このまま勉強を続けて税理士を目指すだけでいいのか……。
なにか世の中に貢献できるのだろうか……。
自分の人生をかけてやりたい事は何か……。
その時、企業説明会で矢野厚登先生と出会い、
「業界への恩返し」
という壮大な志に感銘を受けた。
先生が、MBAを取得している事に興味を持ち、調べる中、
MBAの講師である、長沢雄次教授のインタビューが目に留まった。
インタビューの最後に、「恩返し」のワードが出てきた。
「この共通点は何だろう」
自分の探している「ヒント」がそこにあるかもしれないと思い参加に至った。
Ⅱ 「MBA」とは？
「MBA」（Master of Business Administration）の略称であり、ビジネスリーダーに求められる現場での知識や手法の習得をする学問。
Ⅲ 説明会・模擬講義
体験授業テーマは、「ベンチャー電子工業」のケースを使用して学ぶ「戦略的思考」
主人公は、あるベンチャー電子工業の従業員
自社で直面する経営課題が、約10ページ渡りケースとして描かれ、
ワンマンな社長、社内での暴力、様々な問題点が生じている。
テーマは、
Ｑ1「ベンチャー電子工業はなぜ混乱の極みなのか」
Ｑ2「主人公は今何をすべきか？」
主人公になって、意思決定を行っていく。
始めに、
長沢雄次教授の「小学生のつもりで発言して下さい」
この一言で全員が積極的に意見する講義となった。
名商大学のMBAは、他の学校と大きく異なる。
他の学校では、Ｑ1をメインに行う。
それに対し、
名商大学では、Ｑ２を大切におり、先生ごとに授業の色あるのが特徴だと言われた。
また、黒板に文字を書いた時の音までものこだわり…。
中に鉄板を入れた特注の黒板らしい。
「音までへのこだわり」これには、驚かされた。
Ⅳ なぜ、「MBA」に価値があるのか
長沢雄次教授曰く、
「MBAは資格でない。知識でもない。経験だ。2年間で約200のケースを経験し、社長経験を積んでいく、その経験が意思決定の自信に繋がり、戦略的意思決定が可能となる。
つまりMBAとは、社長（経営者）を養成する学問であり、２年間の経験を終えた後には、必ず成長し、入学当初と卒業までに、180度変わった自分がそこにいる。自分の人生に悔いを残さない為に、そのスタートをきるべき時なのです。」と熱く語られた。
講義中、長沢雄次教授は、教壇を動き回り、額には大粒の汗をかき、その瞳は輝きに満ち溢れていた。
その姿に私は、胸を打たれた。
教壇に立つ先生が一番楽しそうにしており、かつ、全員の意見に耳を傾け、最高の授業を作り上げていたのである。
「最高の経営者」とは、
人の意見を聞き、まとめ未来を見通した、「戦略的意思決定」する、
それを授業で体現していた。
「この先生の授業を受けたい」
「少しでも吸収したい」
と思える40分間はあっという間に過ぎていった。
Ⅳ 共通点
自分の探していた「共通点」がはっきりした。
人から、必要とされる存在であるからこそ、その経験を「恩返し」する事ができると痛感した。
人が、必要としていないものをいくら提供したところでそれは、自分の「エゴ」にしか過ぎないと。
日本語で言うと、「 利己主義だ。」
Ⅴ 決断
後日、お礼のメールを送ると、すぐに返信を頂いた。
内容は、
「夢を持っても、実力・経験が無かったら実現できません。
焦らず一歩一歩自分を成長させていって下さい。」
孫正義さんの自伝に近い、以下の本を是非読んでください。
勇気が生まれてきます。
「志高く 孫正義正伝 新版」
いつでもご連絡ください。
暖かさに溢れるメールに私は、
「目頭が熱くなった。」
頭の中が、一杯になっていた私には、とても心に響く言葉だった。
目の前の課題に全力で取り組む事で、次がある、
自分の選択は、間違っていない、後は、
「突き進め」
その先で、また会おうと言われた気がした。
説明会に参加しただけの私に、全力で答えて頂いた、この恩を将来何らかの形で返していきたいと強く心に誓い決断した。
誰しもが、人生の分岐点があり、決断の時がある、
その時は、長沢雄次教授の言葉を思い出して欲しい。
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