あなたのお店は大丈夫??こんな店長はダメだ!改善アドバイス!!
お店を仕切る上で、従業員からの信用は非常に重要です。
今回は店長がやってはいけないと思うことを書いていこうと思います。
一つ目。
態度が高圧的
自分より立場の低い人間に対して高圧的な態度をとる人って結構いると思います。
まず、従業員に下手に出る必要はないとは思いますが、
偉そうに出てはいけないです。
これは言い切れます。
従業員に対して雇ってやっていると言う態度は絶対に取らないようにしておきましょう。
来てもらってると言う感謝の気持ちを持って接するべきです。時には感情的になってしまうこともあるのはわかります。それでも、前提として持っておく気持ちは間違いなく感謝です。
来てくれてありがとう。
手伝ってくれてありがとう。
出勤してくれてありがとう。
こういった気持ちが普段から伝わるように努めましょう。
この気持ちの維持は、何も仕事だけに適用されるものではありません。
家庭、
例えば、普段働いてくれている父親や夫に対して
家のことをやってくれている母親や妻に対して、
それぞれ常日頃から感謝を持って接していれば関係が悪くなることはないはずです。
それと一緒です。
出勤してくれることが当たり前になってしまうと感謝の念が薄れてしまいます。
意識的に
ありがとう
と言う癖をつけましょう。
ここで一点注意です。
高圧的でなくても、
新人なのに仕事できるね!!
といった発言や、
バイトなのに良い仕事するね!!
若いのにしっかりしてるね!!
といった発言はしないようにしましょう。
これは無意識に自分と相手を比較して立場をもとに評価するという・・・上下関係を構築する言い方になっているのです。
ヒエラルキーの構築と言ってもいいかもしれません。
故に、一見すると褒めているのですが、捉え方によっては悪印象を与える可能性が高いのです。
なので、
褒めるよりも、感謝するように変換しましょう。
新人なのに仕事できるね!!
↓
仕事が早くて助かるよ!!
ありがとう!!
バイトなのに良い仕事するね!!
↓
この短時間でそれだけこなすなんて効率考えられててすごい!!参考にさせてもらうよ!!ありがとう!!
若いのにしっかりしてるね!!
↓
欲しいタイミングで来てくれて助かったよ!!
しっかりしてて頼りになる!!
ありがとうね!!
この感謝に変換して伝えるというのは科学的にも裏付けが取れているようなので参考にしてみてください。
二つ目
サボりがち
店長や管理職という立ち位置は、普通の従業員より責任が重い分立場としては上になるでしょう。
さらには業務も特殊なものが増え。かかる労力は増えるのはわかります。
だからと言って、誰でもできるような通常業務をおろそかにして良い理由にはなりません。
その代表的なものが掃除でしょう。
店長は掃除しなくても良いという勘違いをしている人を見ることがあります。
それから、早く帰ること。
営業形態によっては早く帰ることを許可しているお店もあるでしょう。
絶対に帰るなというわけではありませんが、
従業員に納得してもらって帰るようにしなければなりません。
その時大切なのは普段から管理している人間が一生懸命仕事をしているという印象づけが出来ているかどうかということです。
店長ってすぐ帰っちゃうよね・・・。
みたいな印象を持たれてしまっていると、
信用が下がり、
指示を出しても聞いてもらえない可能性が非常に高くなります。
先述した、掃除はその代表格です。
掃除をしなさい!
という指示を出した場合、
店長が率先して動くのと、指示だけ出してバックヤードにこもってしまうのでは印象が違うでしょう。
店の責任者こそこういった雑用にも似たような業務を率先して行うことをお勧めします。
この時に掃除する意味をしっかりと伝えておけば説得力が増します。
掃除して清潔に保つことがどういった意味を持つのか、
また掃除ひとつでも効率よく行えるように自分で頭を使って手順を組み立てる癖をつけておくことで、他の業種や他の業務でも通ずる思考する癖づけができることまで伝えられたら完璧だと思います。
ただ、店長自身が掃除の意味を理解していない人が多いのが問題です。
掃除は非常に頭を使う高度な作業だということを理解しておきましょう。
そして、頭の体操にもなるし仕事を考える上で為になる様々な要素を含んでいるということを理解し伝えるようにしましょう。
ここにも似たようなことを書いたので読んでみてください!
https://note.mu/ryu_wata01/n/n5ef459648993
三つ目
コミュニケーションを取らない。
パワハラやセクハラといったことが横行している世の中ですが、これはコミュニケーションの不足が原因だと思っています。
確かに、理不尽に指導したり、
女性従業員に無闇矢鱈と触れるのは、
間違いなく愚かな行為です。
しかし、単純な発言でパワハラやセクハラと言われてしまうのは、その管理職と話したくないという予防線の意味合いが含まれているように思います。
男性従業員に対しては自身の経験から役に立つ要素を抽出して伝え、頼れる先輩になるべきですし兄貴のようなポジションを取れるようになるのが理想です。
その為には仕事のバックボーンを理解し、感情論ではなくしっかりとした理論で説明しなければなりません。
時には数字を使っても良いでしょう。
男性にはそのような対応を取るべきです。
では、女性従業員に対してはどうか。
こちらは理詰めで話してはいけません。
理詰めで話す時は感情を挟まない業務の説明をしている時だけです、
それ以外は良い聞き役に徹する方が良いでしょう。
その為には観察が必要です、
まずプライベートな話題は避け、
業務に対する不安や、
気になっていることをしっかりとヒアリングしなければなりません。
その上でアドバイスをするのではなく、
いてくれて助かっているよ!
と伝えるだけで大丈夫です。
本当にわからない時は行動を見ていればこちらで把握できるはずなので、その時に助け舟を出してあげれば大丈夫でしょう。
女性授業員は味方についてくれると本当に助かる存在です。
男性従業員よりも視野が広くオールマイティーになんでもこなしてくれる飲食においては必須の戦力です。
よき相談役としてしっかりとコミュニケーションを取ってみましょう。
まとめ
管理職とは独裁的にならず、
かといって放任しすぎず、
バランスを保つ重要な役割です。
このバランスを保てるように調整できれば自然と自分の苦労は減少していきます。
それぞれ頼れる味方がいてくれればどんな荒波も越えていけるのです。
その中で矢面に立って、
やるべき時にしっかりと戦っていれば従業員はみんな味方してくれるはずです、
そうなると、子供の体育大会などのイベント時に、
私たちがやっておきますから店長行ってきて良いですよ!!
とありがたい言葉が飛んできますし、
旅行に行きたいという相談も休みを調整してくれりします。
そう行った信用と信頼の関係をお互いに構築して例えば、バイトが休みたいと行った時は、
仕事ってのはそんな簡単に休めるもんじゃない!!
と言うのではなく、
おうおう行ってこい!!しっかり遊んでこい!!
くらいの懐の深さを見せてあげましょう。
時には人が足りなすぎて大変になることもあるかもしれませんが、そこでも圧倒的な結果を残すくらいの仕事ぶりをすれば何かの拍子に従業員の目にとまるといったことも起きるのです、
それはそのまま尊敬に変換される可能性があるのでやっておいても損はないはずです。
できる管理職は圧倒的な努力をしています。
最初のうちは大変かもしれませんが、その努力は絶対にいい結果となって跳ね返ってくると保証します。
ダメな店長にならず、従業員から慕われる格好いい店長になってください!!
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