トラウマを熱望しすぎる
私が凹んで、色々考えこんで、自責するときに
いつもたどり着く場所がある。
「私にはトラウマがない」
何かで悩んでいる時、検索をしたり、お気に入りの人の記事をよく読む。
途中まではよくわかるんやけど、いつも同じとこで躓く。
だいたいの根本は、母親からの影響が大きいと書いてあるが、
私には、トラウマと呼べるようなものがない。
両親は、べたべたに仲が良かったわけでもないし、
離婚の危機もあったけど、最後まで添い遂げている。
母親は、悪く言えば八方美人だが、放任主義でもあり、
手を挙げられたことはないし、居ないものとされたこともない。
最終的には「あんたがしたいならやれば?」と言いつつも、
心配して色々言ってくることもある。
どの家庭にも多少なりともあることばかり。
これと言って大きな原因がないんよね。
そして極めつけは、妹はきちんとした性格に育っている。
そんな浮き沈みを繰り返す自分を掴み切れずにいたときに出会ったnote。
これを読み始めたとき、またいつものように思った。
私は愛情もらってるし、母親に対して「あんたのせいや!」と
思うこともないしなぁ・・・って。
でも、途中でHSPというキーワードが出てきてピンと来たんよ。
一つ一つは小さくて、普通のことでも、
私の心には着実に、傷になっとるんやないかって。
そう思ったら、めちゃくちゃあるんよね、辛かったこと。
「人生は親からかけられた呪いを解く旅」なんて、一見物騒な言葉やけど、
母親のせいにしたいだけじゃないのか?それで何の解決になるのか?
って思ったり、
凹んだり元気になったりを、何度も繰り返してしまう自分に呆れてたけど、
また一つ解いたと思えば、少し気が楽になる。
私だけやなくて、誰でもそうやったらって考えると、もっと気が楽になった。
それは、私の好きな脱出ゲームのようで。
一つずつ小さな暗号を解いて、次の問題に繋げて、
ずーっと前にひっそりと書いていたヒントを元に新しい道を見つけて、
色んな情報を得て、共有して、協力して、脱出を試みる。
これだ!と思っても、正解と言われるまでドキドキして、
実はこうするともっと救える裏があると言われたり。
脱出できなくても、回答を知って、悔しいけど心のモヤモヤは晴れて。
一つ一つのゲームは終わっても、次のゲームの糧になって、
こういう解き方があった、もしかしたら裏があるかもしれない。
そして、また考えすぎたり、うまく行ったり。
↑のnoteは、全然違う境遇やテーマなのに、気付きがあるって面白いね。
やっぱり、私は周りの勧めに惑わされず、自分の直感を信じていきたい。
読んでいただいて、ありがとうございます。何か響くものがあったのならば嬉しいです!