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自由律俳句 #244

【降りそうで降らない曇天を見ている】


青空が見えていたのは朝だけ。
その後はずっと曇天だった。

雨が降りそうで降らない。
不思議と雨が恋しくなるのは、
なんでだろう。

降ればいいのに。
降ってもいいよ。
降ってほしい。

辺りが少しずつ暗くなるのを、
確実に感じながら、
今日はずっと、
不確かな雨を待っていた。


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小島涼太郎
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