健康は夢実現の資本だ
健康にまつわる取り組みは様々ある。私は医療現場にいるが、そこでの「健康」への取り組みに違和感がある。
健康増進の言葉には「◯◯するとガンになるよ!」とか「△△しないと身体悪くするよ!」っていう感じで、ネガティヴキャンペーンみたいになってる、病気のね。
ネガティヴって、なんか楽しくない。
これをもっと楽しく、健康って楽しい!っていうポジティヴワードにしたい。
それが私の目標だ。
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いつもありがとうございます!
山口竜太です。
薬剤師、ノンテクエヴァンジェリスト、イベンター、一児のパパなどしてます。
肩書きはメディカルアーティストです。
唯一無二の肩書きで、世界を変えたいとか言っています。
健康キャンペーンがうまくいかないワケ
私を含めた医療現場にいる人たちは、「◯◯すると病気になるよ!」って言いがちです。
確かにそう。
「タバコを吸うと肺がんなるよ!」なんてその代表例。
ここで1つの動画を。
とてもメッセージ性の高い動画なのでぜひ見てみて下さい。
とても考えさせられます。
これからわかるのは「そんなことは知ってる!」ってことです。
タバコが身体に悪いなんて、誰でも知ってる。
まして、喫煙者はめちゃくちゃよく知ってます、タバコの有害性を。
それでもやめられないんですよね。
世の中にはかなりたくさんの健康キャンペーンがあります。
そこら中で健康への取り組みしてます。
なのに、広がらない。
それはなぜ?
自分自身で医療現場に立ってみて、私は1つの答えに辿り着いた。
困っていない
タバコを吸うと肺がんになるのは確かだけど、困ってないんですよね。
「肺がんが困らない?」とはどういうことかっていうと、タバコを吸うと肺がんになるけど、それは今吸ったら今肺がんになるわけじゃない。
“将来”に肺がんになる。
つまり、まだ先のこと。
今は大丈夫。
今は困ってない。
だから、やめられないし、やめる必要を実感できない。
“今”困ってないから、“今”何かしようとは思えない。
それが私の1つの答え。
“今”に焦点をあてる
今困ってないから、なかなか実感できないなら、今のことにしてみよう。
例えば、このタバコ。
禁煙するとどうなるか?
タバコを吸うと“将来”に肺がんになるから、“将来”の健康にいいと思いがちだけど、違う。
禁煙の効果は数分で現れます。
まず、持っているタバコを置いた瞬間から、身体は自浄作用が働き始めます。
体内の有害物質を出す動きが始まります。
そして、20分後には、血圧や脈拍が下がり身体が楽になります。
8時間後、身体の中の酸素量が増えていきます。
これにより身体の隅々まで酸素が行き渡ります。
24時間後、心筋梗塞のリスクが下がります。
すでに禁煙による病気の危険性が下がっていくのです。
48時間後、つまり2日後。
嗅覚と味覚が回復します。
ご飯が美味しくなります。
2-3週間後
心臓や肺が元気になります。
身体が楽になって、身体を動かすのも楽になります。
どうです?
こんなに早くも禁煙の恩恵があるって知ってました?
タバコ置いてみてください。
その瞬間から健康です。
健康をポジティヴに
病気になるよ!
より、健康になるよ!
の方が楽しい。
苦しいことより、楽しいことをしたくないですか?
健康が楽しかったら、健康になると思うんです。
そして、健康そのものが楽しくなる。
その方が私は好きだ。
健康は夢実現の資本
夢ってありますか?
夢っていうほどでなくても目標とか。
なんでもいいけど、やりたいこと、してみたいこと。
大きいことでも、小さなことでも。
それをするには、身体は元気な方がいい。
その方が楽に目指せるし、良いものが目指せる。
健康があれば、あなたの夢、目標はずっと近くなる。
腰痛がないと、仕事捗るでしょ?
肩が楽だと、気分がいいでしょ?
足が元気だと、お出かけしたくなるでしょ?
健康は夢実現の資本
そんな世の中にしたい。
いや、そんな世の中にする。