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たまにはご自愛できない日があってもいい

梅雨が明けたとニュースが放送していたのに、ここ1週間は天気が優れない。低気圧のせいかずっと頭が痛く、今日のほとんどをベッドの上で過ごした。誰かに優しくする余裕もなく、自分の世話すらままならない状態が続いている。そういえば、ずっと携わっていた事業から退くことにした。端的に言えば、価値観の違いである。恋愛も仕事も友達も価値観の違いによって別れが生じる。なんとかならなかったのだろうかと考え事もあるけれど、そこに使う体力がなかったため、退くのは決定的だったんだろう。人の前ではなるべく笑っていたいと思っているくせに、作り笑顔すらままならなくなって、どこかに置いてきたのかもしれないと錯覚する毎日だ。言葉を紡ぎたい。紡ぎたくないの繰り返しをずっと生きている。今日は後者で頭の中でうまく言葉を紡げない。紡ぎたい気持ちはあるけれど、それを脳が許さないと言ったほうが正しいだろうか。

最近は新しいと古いが混じり合って、頭の整理がうまくつかない。選択と集中がうまくできない人は何をやらせてもダメという発言を聞いた。これは自分に言われているのかもしれないと勝手に胸が痛くなる。嘆いても状況は変わらないと知っているけれど、それに抗う体力がいまはない。うまく定まらない気候に、少し疲れているのだろう。

夏の暑さと気候にやられ、冷房が効いた部屋でずっと籠っている。一緒に暮らす猫もあまりの暑さにやられている。ご飯は喉を通らず、体を起こす気力もない。書かないといけない原稿があって、編集しなければならない原稿があって、気持ちは昂らないのに、納期だけはじわじわと迫ってきている。夏のマスクは体に悪い。息苦しさと暑さにやられそうになる。人がいないところではマスクを外し、束の間の休息を設ける日々。誰かが悪いわけではないからこそ、行き場を見失った感情がずっと迷子のままだ。

自分を大切にしましょう。疲れたときはご自愛だよ。ときに感情をうまくコントロールできず、ご自愛できない日がある。誰かに優しくしたくてもできない日はあって、そういうときは、もう仕方ないと割り切るしかない。ご自愛したいと思える自分が現れるまで待つ。それがいつになるかはわからないけれど、いつの間にかご自愛したくなっていたぐらいの感覚で何も考えずに日々を過ごせばいい。今日はご自愛できる日ではなかったけれど、明日はどうなるかわからない。もしかしたら明日になれば、何事もなかったかのようにケロッとしている可能性だってある。人生は案外成り行きでいい。決まったことに縛られる人生なんて、きっとつまらない。凪のように風に揺られながらその日暮らしで適当にゆるりと過ごせばいいんじゃないかな。知らんけど。

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