【ビジネス・子育て】 切り替える力 : パッと切り替えるための私の7つの実践
「パッと気持ちを切り替える力」が今必要とされている気がします。
新しい日常・在宅ワークで、食べる時間もないくらいに
カレンダーがどんどん詰まって行くという話も良く聞きます🗓
コロナ前では人に会うために体を移動させていたので、
移動時間が脳のシフトチェンジの時間だったのかもしれません🚆
今日はパフォーマンスを上げるための切り替えについて、少し考えてみました。
1. どんな切り替えがあるか
ビジネス、子育て、家族、パートナー、友人、
あらゆる場面で切り替えは起こるかと思います。
まずは、私たちの周りでどんな切り替えがあるかを
思いつくだけリストアップしてみました。
✅ 作業が移行する
✅ 話す人が入れ替わる
✅ 話す内容が移行する
✅ 気持ちが変化する
✅ 自分の体が移動する
✅ 景色が変わる (目)
✅ 五感に関するものが変わる (匂い、音、食感等)
✅ 環境が変わる (住居・仕事・家族)
✅ 意見・考え方が変わる
2. 超マルチタスク環境からの学び
私は教師という職を離れましたが、
教師は本当にマルチタスクです。
以下はある一日に私が並行して行っていた作業の一例です。
✓ バスケ部の部員が朝練のために部室のカギを取りに来る
✓ 生徒が相談があると職員室に来る
✓ お休みした先生の時間の自習課題が職員室の机の上に届く
✓ 国際交流係長で、旅行業者との打ち合わせ
✓ 係長としての会議の資料作成&印刷
✓ 単語テストの再テスト時間を設定
✓ 他の英語の先生と定期テストの打ち合わせ
✓ 英語小テストの採点
✓ バスケの練習試合の申し込みを他の学校の先生に連絡
✓ バスケ正式試合の登録のための作業
✓ クラス通信の作成
✓ 英語授業プリントの作成&印刷
✓ その日の授業準備の再確認、次の日の授業の準備
✓ 生徒の親との電話
✓ 提出物を出さない生徒への注意
✓ 英語の質問がある生徒への対応
✓ 当日のバスケ部の練習メニュー
一つ一つの作業はすぐにできるものもありますが、
一つの体に同時に降りかかると脳がパンクします。
よく「一体でいいからクローンが欲しい」なんて
他の先生と話していました。
3. 私の7つの実践
私は脳の専門家ではないですし、一人のサンプルにすぎないので、以下が正しいという訳ではありません。
今まで実践して良かったなと思うものを以下列挙してみました。
➊ 一日の予定を立てる時間を作る
これは非常に大事だと思います。
自分で事前にコントロール可能なものは、
なるべく具体的に予定を立てます。
突然降りかかる予測不可能な問題というのは、
急に高いストレスがかかるので、
この時間を毎日取るようにしています。
その際に心がけているのが、以下3つです。
✅ 間を入れる
✅ 同じような作業を近い時間にまとめる
✅ マルチタスクしすぎない
間がないと私は前の作業を忘れてしまうので、
前の作業が終わった後の消化時間と
次の作業への以降準備ということで
一息つくようにします。
間については、以下で考えた事もありました。
▼「間」の重要性について考えてみる - Weekly Ochiaiを見て、断捨離を思い出した話: 現代の間術師を目指す 🔥
また、あるコンサルの方と話したときに、
「深い思考を必要とする時は、その前後と作業中に別のことを考えないようにする」
と話されていました。
そういった経験から、間を入れたりマルチタスクを避けるようにしています。
ちなみにツールとしては、私はGoogleカレンダーを使っています。
Macのカレンダーとも同期可能で、
同僚とも連携できるので非常に便利です。
❷ 変わり目に深呼吸
作業の変わり目に深呼吸を入れるようにしました。
上記の間の時間に時々入れるようにしています。
私が通っていた中学、高校時代の授業開始の号令は、
「黙想 - 起立 - 礼」
という順番でした。
黙想は目を閉じて手を膝の上に乗せて
心を落ち着かせます。
前の休み時間から授業への切り替えでした。
高校生の時は気にしていませんでしたが、
今となっては大切な時間のような気がします。
❸ 完璧を目指しすぎない
一つ一つの作業で完璧を意識しすぎると、
作業が変わった後で前の作業の事が気になります。
作業の内容にもよりますが、その時完璧だと思っても、
後ほど振り返れば何かを修正したくなることに違いはないので、ある程度で区切りをつけるというのが良い気がしています。
これは英語での修士論文やnoteを書く作業からも感じています。
❹ 目的意識とプライオリティ
「成功者は感情を目的意識に服従させる」
スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』にありました。
人間なので、私たちはどうしても感情というフィルターを通して物事を見ると思いますが、私は複雑な問題時こそ、目的意識に振り返るようにしています。
「この場面で何をしたらゴール達成できるのか。」
問題が複雑になればなるほど、思考も心も動くと感じるので、落ち着いて判断できるように意識しています。
また、複数の事象が同時に降りかかった時に、
正しく優先順位をつけられるか
も大切なスキルだと感じています。
❺ 不必要な情報を入れない
「人間の脳は毎秒1100万もの情報を環境から受け取っているが、処理できるのは毎秒40ビットにすぎない。」
ハーバード大学の心理学で学生評価が最も高いと言われ、TEDスピーカーとしても有名なショーンエイカーさんが、本の中でこう言っています。
以前に人の脳が一気に処理できるスピードは限られているので、不必要な情報はなるべく入れないようにしています。
(人の悪口・批判、自分に関係のないネガティブ情報、信頼性のない情報など)
❻ 良い言葉を心がける
相手は自分を映す鏡と聞いたことがあります。
自分がいかに相手に良い言葉で話して、
Giveできているかは意識しています。
これは切り替えとは直接は関係ないかもしれませんが、
自分の仕事を誰かが助けてくれた時、
非常に助かったという経験を何度もしています。
他の人との良い信頼関係を保つことで、
自分の作業自体が減ったり、
自分が誰かの作業を助けられる可能性もあるかと思います。
❼ 体調管理 - しっかり寝る
もしかすると最も大事かもしれませんが、
しっかりと睡眠を取るようにしています💤
どうしても睡眠時間が足りていないと気持ちが乗らなかったり、判断力が鈍るような気がするので、睡眠を中心とした体調管理を意識するようにしています。
とは言っても、生後3ヶ月娘が夜泣きをするのですが、
なるべく早く寝るように心がけ、
最近は9:30には寝ています。
最後に
いつもより多く書いてしまいました💦
自宅での作業が増えるからこそ、身体も、体も、社会もセルフマネジメントしていく必要性を感じています。
何かのお役に立てていたら幸いです。
今日は月曜日、切り替え力で乗り切りましょう👍
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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