【読書紹介】まずはてめーの「友だち幻想」をぶち殺す!
おはようございます!
久しぶりの読書紹介です。
友だちは何よりも大切。でも、なぜこんなに友だちとの関係で傷つき、悩むのだろう。人と人との距離感覚をみがいて、上手に“つながり”を築けるようになるための本。「みんな仲良く」という理念、「私を丸ごと受け入れてくれる人がきっといる」という幻想の中に真の親しさは得られない。引用:Amazon
「人は1人でも生きていけるか」
この問いに対する著者の答えはこちら
「現代社会において基本的に人間は経済的条件と身体的条件がそろえば、一人で生きていくことも不可能ではない。しかし、大丈夫、一人で生きていけると思い込んでいても、人はどこかで必ず他の人々とのつながりを求めがちになるだろう」
この話はコロナ時代において、身体的条件の重要性が増したのではないかと私は考えています。
最近、多くのインフルエンサーたちがこれからは大切になるとメディアで漏らしているのを目にするのですが、全くその通りだと思います。
経済的に余裕がないのも確かなのだけれど、身体的条件に当たる感情を大切にすることでおそらく経済的条件も相互的に豊かになっていくのではないでしょうか?
そうなるとやは閉鎖的なコミュニティ(小さな経済圏)、村のような存在が大きな影響力を持ってくるのでしょう。
そういう場所のつながりは自分と価値観が同じ人がおおくる可能性が高いので、居心地が良くいいのではないでしょうか?
かくいう私もいろんなオンラインサロンに入ってみて、自分と似たような価値観を持つ人が世の中にこんなにいるんだと驚いたものです。
豊かな人生を送るためには、社会人になってからも仕事の外の友だちを作ることも視野に入れるといいかもですね。
「自分と同じ人なんてこの世には存在しない」
これは大前提としてこの記事を読んだ方には知っておいてほしいです。
私は昔から図体だけでかく、吠えるしか脳のない俗にいうたいしたことのない大人に昔から出会ってきました。
そして出会うたびに「大人ってしょうもないな、こんなことやったら子供のままでいいや」とよく思っていました
そんな風に思っていたのも今ならお門違いだったなと思えます。
憤りを感じることは大切だけれど、その気持ちは自己と他者の分離ができていなかったなと思うのです。
他人に期待したって自分には他者を変えることはできない。
この考え方は非常に大切だと思います。
期待してしまうから、残念な気持ちになるのです。
期待する前にそういう人なんだなと踏ん切りをつけていればそんな気持ちにはなりません。
そして他人に期待している状態では自分のことを棚に上げている可能性もあります。
なので他人に憤りや期待をしてしまった時こそ、自分を見つめ直して成長する機会になるのです。
人と繋がりたい時は信頼できる「他者」を見つけるという感覚が大事です。
信頼はできるかもしれないけれど、他者なのだから、決して自分のことを丸ごとすべて受け入れてくれるわけではないということを、しっかり理解しておこうということです。
この二文は本文から引用したものですが、やはり過度に他人に期待するべきではないのです。
自分は自分、他人は他人と割り切った上で信頼を築いていくことが大切なのです。
結論:「自分というものをすべて受け入れてくれる友だち」というのは幻想なんだ
もし自分をすべて受け入れてくれる存在がいたのなら、それはもう他者ではありません。
ていうかそんな友だちを持っても楽しくないと思います。
何をいっても同意してくれるってことですから、新しい気づきや発見がありません。
だからこそ友だちとは正面から向き合って、コミュニケーションを交わし、信頼を深めていくことが大切なのです。
そうすれば人間関係を築くことも楽しくなっていくのではないでしょうか?
この本にはまだまだ多くの幻想をぶち殺してくれるお話がたくさん書いてあるのでぜひその目で確かめてみてください!
ではまた!