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日本人の平均寿命は、男女共に80歳を超えました。そして今や約5人に1人が70歳以上です。

70歳を過ぎてなお、人生楽しんでいる人は一体どれくらいいるのでしょうか?


私は卓球をしていますので、高齢者が卓球で楽しんでいる姿を常に見ています。自分が打った球で一点決めると大声で笑い、ミスをしても笑います。それが自分ひとりではなく、見ている人まで巻き込んで笑います。

誰がどう見ても楽しい現場です。そのような楽しいことをしている人たちは、実はほんの一部なのでしょう。

最近、あなたは大声で笑いましたか?


多くの高齢者は、大きな声を出すことも、大声で笑うこともしていないことでしょう。それは望まないからしないのか、そもそも笑うことが嫌いなのでしょうか?

いや、この世に笑うことが嫌いな人なんているでしょうか? 笑顔は生きている象徴だと思います。

笑いなしで生きていて何が楽しいのでしょう?


こう言ってしまうと言いすぎかもしれませんが、年取るごとに笑う数が減っていませんか?

「もう長生きなんてしたくないわよ」という人に限って、笑いから遠ざかっているような気がします。

テレビを見ていても笑える場面がないと高齢者は言います。世間の流れからズレてしまったのでしょう。それならば、自分がおもしろいと思えるものを探すことです。

何がおもしろいかは、人それぞれでいい。


「数学がおもしろい」という人がいます。私にはわからない話ですし、漫才のようなおもしろさでないことは確かです。大声で笑えるものではないにしても、本人がおもしろいと思えば、それはおもしろいんです。

音楽だって、芸術だって、何でも同じです。おもしろいと感じる視点は、人それぞれ違っていて良いんです。

定年退職後、一気に老け込む人や、体調を崩す人がいます。やることがなくなったことによる喪失感ですよね。分かっていながら、そうやって萎んでいきます。

晩年、自分がどうなっていくのかなんて、分からないかもしれません。しかし、こうなりたいというイメージがあると、少しでもそこへ近づこうとするのではないでしょうか。

子供の頃、「ウルトラマンになりたい」という純粋な気持ちから、大人になってす警察官になった人もいます。そんな純粋な気持ちを、晩年だからこそ、今一度持ってみてはいかがでしょうか?

中高年になってから、人を真似るなんてこと、しなくなっていませんか? いつ頃からか、人の真似は良くないと吹き込まれた記憶があります。還暦を迎えた今だからこそ、心の中にヒーローを持ち、憧れ、真似ていく精神があっても良いと私は考えます。

ちなみに私は、卓球の伊藤美誠選手に憧れ、真似をしています。美誠ちゃんになりた~い!(笑)


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★整体師/りょう★ピンピンコロリのいきかた(認知症予防と健康寿命を延ばす方法)
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