鮎川式イメージストレッチは、健康になる魔法だ!
私は、高校卒業後18歳ですぐに就職し、27歳で退社しました。友人と一緒に会社を立ち上げたのですが、「イメージ」がわからなくて最初は仕事になりませんでした。
立ち上げた会社というのが「アート」を売りにしていました。友人はアートに詳しかったのですが、私はまったく興味もなく、知識もありませんでした。絵を見ても作者の名前すら知りませんから、絵を売ることもまったくできません。「ある空間に絵を掛けるとしたら、どんなイメージにするのか?」と聞かれても、イメージの意味が分からなかったので、そこから勉強しました。
当時は想像力がまったくなかったんです。見た物を見たままに受け取ることしかできず、作者の意図や周りの環境との配慮、色彩、何をとっても無知でした。
想像力を豊かにするために練習したのが、妄想でした。
電車に乗ると前に座っているご婦人がいます。そのご婦人の生い立ちから現在の生活、仕事、悩みごと、何でもいいからそのご婦人を題材に勝手に妄想するゲームでした。
最初はまったく想像すらできなかったのですが、幸いなことに正解がありません。答え合わせすることもしません。だから勝手な妄想でいいわけです。そう考えると気楽にいろいろ湧いてきました。
そこでテーマとなる「イメージ」です。
友人が見たイメージと、私が見たイメージで異なる点があると、それをお互い出して、刺激し合ったのです。私にとって、イメージを育てる訓練でした。
今日この話を書いたには訳があります。
いろんな人に、「ストレッチする時はどこが伸びているか想像してくださいね」と言うのですが、「できない」という人が、かなりいらっしゃいます。とくに高齢者は顕著です。
想像できないのではなく、やり方がわからないと言われます。
なんとも困ったものです。やり方なんて、決まったものは一切ありません。自由でいいわけですが、決まりがないと何もできないのが普通なのかもしれません。
簡単に想像するための練習
体には必ず筋肉がついています。手で触りながら動かしてみればすぐ分かります。勝手に動いているのではなく、明らかに自分の意志で動かしていることに気付くでしょう。それがなんていう筋肉か、どの角度で付いているのか、そんなのまったく考える必要はありおません。動かしたら動くことだけ分かれば十分です。
手で触れるところで何度か練習していると、触れないような後ろの筋肉も、動かしたら動いていることに気付いていきます。
ほら! もうそれで想像ができたでしょう!
どこが伸びているか想像しながらストレッチすることが、どれほど効果の高いことか、ご自身の肉体でぜひ体感していただきたいです。参考映像貼っておきますので、よろしければご覧ください。
サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。