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健康診断に行くと血糖値を計ることがあります。自宅で測定器を使っている人は、すでに病気になっているか、その恐れのある人くらいだと思います。健康だとしても、中年期を過ぎるとだいたいみんな気にしていますよね。腕時計型で簡単に計測できるように、もうすぐなりそうですけど、そうなったらそうなったで、常に気にしてしまいそうで怖いです。

身近な健康問題とその改善法を、様々なテーマで紹介する番組『健康カプセル!ゲンキの時間』。以前はよく見ていたのですが、先日久しぶりに見て、出演者も変わったんだと気付きました。内容はとても良い番組ですので、機会があればぜひご覧ください。今回はその番組の中で血糖値の話をしていましたのでご紹介しましょう。

<糖尿病とは?>
糖尿病とは、血糖値を調節するインスリンの働きが何らかの原因で低下。血液中の糖分が増えて血糖値が慢性的に高い状態の事だそうです。

<糖尿病のタイプ>
・1型糖尿病
生活習慣に関係なく、免疫細胞がすい臓のインスリンを出す細胞を壊す事で発症。糖尿病全体のおよそ4%を占めるといわれています。

・2型糖尿病
過食などの生活習慣や遺伝的な問題が原因で、インスリンの効きが悪くなり、血糖値が高くなる状態。糖尿病を患っている人の約96%が2型糖尿病にあたるそうです。

ほとんどの人が2型ということですね。インスリンってよく聞くけど、何か分かりますか?

我々は身体活動に必要なエネルギー源を食事で摂取します。摂取したエネルギー源(ブドウ糖など)は腸で吸収され血液中に入り込みます。食後の血糖値が上昇するのはこのためです。ただ、エネルギー源が血液中に存在し続ける限り、我々はそれをエネルギー源として利用できません。したがって、食事で摂取したエネルギー源は速やかに細胞に取り込ませてあげることが大事です。この時に働くホルモンが、インスリンです。

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インスリンはとても重要な働きなんです。食後に血糖値が上がることは普通です。2~3時間で下がるんですが、上がったまま一日中ずっと血糖値が高い状態を作ってしまうとダメなんです。食事と食事の間におやつなどを食べる間食をすると、血糖値が下がる時がなくなるというのは容易に想像できますよね。インスリンが出っぱなし状態になって、大事な時に出ないなど、インスリンの働きが悪くなるんです。糖尿病と診断されると、自分でインスリン注射を打たなければなりません。

<糖尿病の診断基準は?>
糖尿病かどうかは、空腹時血糖値(空腹状態で検査する血糖値)とHbA1c(1~2か月の平均血糖値)で診断されます。診断基準は、空腹時血糖値は126mg/dL以上、HbA1cは6.5%以上だそうです。

●血糖値上昇を招く落とし穴
(1)大食い
(2)早食い
(3)朝食抜き
(4)間食

これもまた当たり前のことですよね。中高年の方ならば、何度も耳にしている言葉です。糖尿病予防に限らず、この4つは健康を保つために必須ですよね。番組では健康レシピも紹介されていますので、それはWEBをご覧いただければよいかと思います。

「血糖値を上げないように」とよく言われますが、食事をすると血糖値が一時的に上がることはインスリンの働きとしては正常なことなんです。ただ、以下のことが重要です。

①どのくらいの数値まで上がるのか?
②いつ下がるのか?

これは何を食べるか、どのくらいの量を食べるか、どんな食べ方をするか、によって変わります。もう一度言いますが、血糖値は食事をすれば必ず上がるんです。間食すると下がるまでにまた上げてしまうので、下がる間が無く、一日中高い状態が続いてしまう。それはダメです。

野菜から食べましょう。スイーツを先に食べましょう。など、食べ方にもいろいろあるようですが、何が正解なのか、私もよく分かりません。太る原因に、カロリーは関係ないという話もあります。難しいですね。人の話が自分にも当てはまるとは限らないのかもしれません。いろいろ試してみて、合ってると思ったことだけ信じて実践するしかないです。厄介な世の中です(笑)

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★整体師/りょう★ピンピンコロリのいきかた(認知症予防と健康寿命を延ばす方法)
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