あなたの血糖値は大丈夫?
健康診断に行くと血糖値を計ることがあります。自宅で測定器を使っている人は、すでに病気になっているか、その恐れのある人くらいだと思います。健康だとしても、中年期を過ぎるとだいたいみんな気にしていますよね。腕時計型で簡単に計測できるように、もうすぐなりそうですけど、そうなったらそうなったで、常に気にしてしまいそうで怖いです。
身近な健康問題とその改善法を、様々なテーマで紹介する番組『健康カプセル!ゲンキの時間』。以前はよく見ていたのですが、先日久しぶりに見て、出演者も変わったんだと気付きました。内容はとても良い番組ですので、機会があればぜひご覧ください。今回はその番組の中で血糖値の話をしていましたのでご紹介しましょう。
ほとんどの人が2型ということですね。インスリンってよく聞くけど、何か分かりますか?
インスリンはとても重要な働きなんです。食後に血糖値が上がることは普通です。2~3時間で下がるんですが、上がったまま一日中ずっと血糖値が高い状態を作ってしまうとダメなんです。食事と食事の間におやつなどを食べる間食をすると、血糖値が下がる時がなくなるというのは容易に想像できますよね。インスリンが出っぱなし状態になって、大事な時に出ないなど、インスリンの働きが悪くなるんです。糖尿病と診断されると、自分でインスリン注射を打たなければなりません。
これもまた当たり前のことですよね。中高年の方ならば、何度も耳にしている言葉です。糖尿病予防に限らず、この4つは健康を保つために必須ですよね。番組では健康レシピも紹介されていますので、それはWEBをご覧いただければよいかと思います。
「血糖値を上げないように」とよく言われますが、食事をすると血糖値が一時的に上がることはインスリンの働きとしては正常なことなんです。ただ、以下のことが重要です。
①どのくらいの数値まで上がるのか?
②いつ下がるのか?
これは何を食べるか、どのくらいの量を食べるか、どんな食べ方をするか、によって変わります。もう一度言いますが、血糖値は食事をすれば必ず上がるんです。間食すると下がるまでにまた上げてしまうので、下がる間が無く、一日中高い状態が続いてしまう。それはダメです。
野菜から食べましょう。スイーツを先に食べましょう。など、食べ方にもいろいろあるようですが、何が正解なのか、私もよく分かりません。太る原因に、カロリーは関係ないという話もあります。難しいですね。人の話が自分にも当てはまるとは限らないのかもしれません。いろいろ試してみて、合ってると思ったことだけ信じて実践するしかないです。厄介な世の中です(笑)