毎日を幸福に過ごす7つの習慣の1つ目が「運動」である理由
幸福(しあわせ)とは、何でしょう?
ある程度年齢を重ねた人なら幸福の定義を自分なりに持っていると思います。また、年齢に応じて変わっていくものでもあるでしょう。今日は、ニューズウィーク日本版から興味ある記事を基に書いてみます。
アリストテレスは言った。「人間が成すことはすべて、幸福になるためだ」と。
難しいことはさておき、幸福とはいったい何でしょう? おそらく些細なことなのではないかと私は思います。日々の当り前が一番幸せだったりしますよね。そういう意味では、アリストテレスの言葉を受けて、今日生きているだけで幸せだと言えるのだと思います。「いま」幸せの中にいることを感じることが、一番の幸せなのではないでしょうか。
私は48歳からマラソンを始めました。それまでの運動嫌いを払拭するかのように、運動が好きになりました。難しいことはよく分かりませんが、「抗うつ作用がある」というのは、やってみて分かりました。理屈ではなく、体を動かして汗をかけば気持ちが良いです。やった人にしかきっとこれは分からないことでしょう。
多くの人は運動をする前から拒否します。運動するのはしんどいとか言いますし、ましてや走るなんて以ての外だとも言います。お金をもらってもイヤだと言う人も多くいます。マラソン大会になると、参加費1万円や2万円を払って走ります。そんな金額の話をすると、運動をしない人はとても驚きます。
とにかくやった人にしか分からない。
大人になるとやる前に考えてしまいます。失敗したらどうしようとか、恥ずかしいとか、マイナスイメージをたくさん抱きます。だから行動に移せません。
子供を見ていればよく分かります。わけもなくすぐ走ります。あの感覚を忘れてしまうのです。興味があればすぐやってみようとする気持ちも、いつしか忘れています。
運動すると、抗うつ作用があると言われても、やらない人はやらないです。それが大人です。幸せになると言われても、自分の幸福感と比較するから、行動に移せないです。これは誰が何と言っても無理な話です。本人が気付くか気付かないかのことだけです。