「たんぱく質」の鶏肉を食べ過ぎていませんか? プリン体に注意!
スポーツする人はもちろん、最近では高齢者にも「たんぱく質を摂りましょう」とよく言われます。しかも「良質なたんぱく質」と言われます。やみくもに肉食ってるだけではダメってことですよね。
・尿素
・クレアチニン
聞いたことあるけど、説明を求められると答えられない言葉が出てきました。どちらも、タンパク質が利用された後に出る、老廃物だと思って良さそうです。たくさん排出されるということは、タンパク質をたくさん摂りすぎているか、腎機能に異常があるか、ということみたいです。
これは尿検査しなければ数値は分かりません。自分が摂り過ぎているのかどうか、家で知る指標がいります。
鶏肉で目安が書いてありました。
一日に必要な摂取量の半分を鶏肉から摂ることを前提として導き出した数値です。これを見ると、私は食べ過ぎていました。これまでは買って来た鶏むね肉ワンパック約400gを一食で一度に食べていました。皮は取り除いていますが、それでも約倍食べていたことになります。ダメですよね。今日から半分にします。
たんぱく質を過剰摂取すると、肝臓と腎臓を必要以上に働かせてしまいます。そのため鶏肉を食べ過ぎると、内臓疲労を引き起こすおそれがあるそうです。
鶏肉はプリン体にも注意!「痛風」「尿管結石」
鶏肉には、豚肉や牛肉よりも多くのプリン体が含まれています。プリン体は肝臓で尿酸に作り替えられるため、プリン体を摂り過ぎると血液中の尿酸が増加し、高尿酸血症を引き起こします。加えて尿酸が結晶化するとその部分に炎症が起こり、激痛が走ります。これがいわゆる「痛風」です。尿管や膀胱に結石ができる「尿管結石」になるおそれもあります。
たんぱく質の摂取を鶏肉だけに偏ることなく、大豆製品や乳製品など、バランスよく摂ることが必要です。プリン体はビールばかりに気を取られていましたが、鶏肉にもたくさん含まれていますので要注意です。