読書感想文 『鹿の王3』
鹿の王3 読了
3巻目は個々の物語以上に部族内外の関係性について細かく描写されている印象が強かった。
キャラ個人としての意見としての言葉が部族としての意見に繋がるような。
部族としての力関係はあっても、それが全てにおいて常に同じではなくその関係性があるからこその共生も生まれているところがあったり。
そういうところは人同士だけじゃなく人と動物間での関係性にも同じところが感じられた。
1つの物語だけど、
『病と人』『人と薬』『人と人』『人と動物』『集団と集団』
これだけ多くの見所があるから巻を重ねる毎に奥行きが出てくるように思う。
次は最後の一巻。
『黒狼熱と人々』
『黒狼熱と治療薬』
『ヴァンとホッサル』
『ヴァンと暁』
『火馬の民、沼地の民、山地の民』
どうラストを迎えるのかが楽しみ!
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