マガジンのカバー画像

校正後の世界

14
運営しているクリエイター

#コミュニケーション

本を贈る (校正者の編)

本を贈る (校正者の編)

ある日、Instagramのストーリーズを眺めている時に飛び込んできた一冊。それが、この“本を贈る”という本でした。

この本について詳しく何かを知っている訳では無い。写真に写ったその本の表紙のデザインなのか、フォントなのか、はたまた、印刷なのか。
何に惹かれたのかを説明することが、なんとも出来ないものではあるが、確かに心を惹かれるものがあり、次の瞬間には「めっちゃ面白そうですね!」とリプライを送

もっとみる
校正者を経て思うこと

校正者を経て思うこと

こんばんは。

水晶体に映る記憶、校正を担当しました、リョウタです。

校正という仕事、刊行イベント、ラジオ。そんなあれこれを経て思うこと。

「言葉」がもつ力の意外なまでの大きさについて。

先日、自身が思っているほど、言いたいことは相手に伝わっていないという話を書きました。それと矛盾するように感じる話かもしれません。私の中では何一つ矛盾なく繋がってるように思っています。

言葉には力がある。こ

もっとみる
言葉にできないことは理解できていないという考え方

言葉にできないことは理解できていないという考え方

先日読了した、ある本に書いてあった一説。

人間は言語を介して思考するから、「分かってるんだけど、なんていえばいいかわからない」というのはわかっていないことである。

ということ。

基本的な生き方として、伝えなければわからないし、伝えたとしてもそれは事実であり、伝わったというのはまた別だ。と思っている。

察してよ。という話が、殊に男女の間柄の話としてよく出てくるが、私は相方に、絶対察するのは無

もっとみる