「読書の目的」を優しく丁寧に
一発目は読書が得意な人も、苦手な人も読みやすいこちらの本から。
まずどうして本を読むのかを深く考えてこなかったことに気づかされました。
元々娯楽として読むことは好きだったため、読むこと自体に抵抗はありませんでしたが
「構造を読む」「教養」「問題意識を中心にした読書」というワードが新鮮でした。
これまでもそういう種類の本を読んだり、人から聞いたりしたことはあるはずなんですが、自分の血肉になっていませんでした。
これが目的の違いで出てくるのか、と腑に落ちました。
また速読は「知識の贅肉」という部分も私のことを指している言葉だなと感じました。
読んだ気になっていて読破する達成感に重きを置いてしまっていたからです。
出口汪先生の現代文の問題集
を以前集中的に解いてみて、いかに自分が誤読したり読み飛ばしているかを体感したので、まずは書かれていることを出来るだけ読み取れる様にしたいですね☺️
「継続」と「教養」を身につけることを目的としていきます!
第二章にあった「信念補強型」の読書をしがちなので、あくまでも決めつけない、自分の主張と異なる部分もまずは受け止めるという姿勢を大事にしていきます。
また、読書の方法として「投網漁法から一本釣り漁法へ」進めていくと知識が雪だるま式に増えていって、クモの巣に電流が流れた様に閃く、問題が解決していくという見通しが立ちました。
早くこの段階に行き着きたいものです!
筆者の様に詳細な読書ノートを作るのは中々ハードルが高いので
自分の気づき、思ったことや残しておきたいフレーズ、知らない語句、人物、書籍などを書き留めるところから始めていきます。
そして苫野さんの文章は、中高生向けに書かれているから余計にだと思いますが、優しく語りかける様で、でも難しい語句や言い回しも入っていてとても勉強になりました!
これぞ大人の文章って感じです!!!
いくつも本が紹介されていましたが、それに対するリスペクトや好きな気持ちがすごく伝わってきたので
こんな風に誰かに伝えられる様になれたら嬉しいなと目標も新たにできました!
今回知らなかったこと、もっと調べたいこと
ジョン・デューイ
竹田青嗣 『欲望論』『人間的自由の条件』『中学生からの哲学「超」入門ー自分の意志を持つということー』
泰斗
見田宗介
基調講演
碩学
滔々
彼我
いきそそう
ユークリッド
加藤奥洋:早稲田大学教授
五分の魂
『どの様な教育が「よい」教育か』
『はじめての哲学的思考』
ありてい
プラトン
アダムスミス
柳田國男
三島由紀夫
平野啓一郎
ルソー
ニーチェ
サマーチェンバー現象
スティーブン・ピンカー
アルバートバンデューラ
デジタルペーパー
縷々
梅棹忠夫『知的生産の技術』
ゲーテ『若きウェルテルの悩み』←「言葉にできなかった世界が言葉になって外の世界へ」
『正しい本の読み方』
『子どもの頃から哲学者』