先入観が害する本質〜バイアスを取り除くメリット〜
本日は毎日note「50日目」です。
習慣になってきたので全然苦じゃないし、
楽しく継続できています。
これからもコツコツやっていきまーす!
本日は「先入観」について。
皆さん人生でこの先入観は何度も経験している
のではないかと思います。
先入観
先入観とは、事前に取得した情報によって作り
上げられた固定的な観念を指します。
それによって、自由な思考が阻害されてしまう
場合に用いられます。
先入観と類似する言葉で、「偏見」という言葉
も存在します。
先入観と同じような意味で使われがちですが、
先入観と偏見では大きな違いがあります。
偏見
偏見とは、偏った考え方や見方を指す言葉で、
物や人に対して根拠のない状態で否定的な見方を
してしまうことです。
先入観は善悪関係なしに、事前情報により
固められた固定観念、
偏見は根拠のない情報等により、否定的な考えに
偏ってしまうこと。
いずれも自分が得た情報から判断をせず、
外部からの情報により影響を受けている状態です。
今日は、この「先入観」の方について。
英語では「bias」と言ったりもするので、
「バイアスがかかっている」
とも言ったりします。
日本では、
「先入観にとらわれる」
とよく使われますね。
先入観は正常に影響を及ぼせば、間違った判断や
危険な状況を未然に防ぐことができると思います。
例えば、仕事の帰りが遅くなった夜道で、
一通りが少ないから別の道を選ぶ。
これは、「夜道は危険」という先入観が
刷り込まれているから取る行動ですよね。
夜道では実際に危険なことが起こる可能性は
あります。そのため、この先入観は良いリスク
ヘッジになっていると思います。
しかし、この先入観に過剰にとらわれすぎたり、
バイアスがかかりすぎたりすると、
機会損失をすることにも繋がりかねません。
実際に、私はこの6年間「先入観」により
1つシャットアウトしていたことがあります。
中身や本質がどうかという部分を知る前に、
世の中の固定観念や評判によりバイアスが
強度にかかりすぎていました。
詳しく話しすぎると長くなりますので
省略しますが、ある1つの出来事が起こり、
このシャットアウト状態を解き、まずは
その事柄を知ってみよう、それで自分がどう
思うかという判断をするために、先入観を捨て
てみました。
すると、先入観により作り上げられていた
私の中のイメージとは全く異なる内容で、
むしろとても良い内容でした。
先入観により、勝手に自分が植え付けた固定
観念で6年間どれだけの機会損失をしていたん
だろうと思いました。
先入観は過剰に働きすぎると、自分に舞い込んで
きたチャンスまでを踏み潰すことに繋がります。
外部からの情報はあくまで一般的な情報であり、
その情報は自分の中に入ってきて、初めて評価
し、判断する権利が生まれると思います。
受け付けない状況で判断するのは、先入観から
偏見に偏りつつある状態です。
まずは、自分の中でその情報を受け入れてから
初めて判断してみればいいと思います。
価値の感じ方や考え方は人それぞれです。
もちろん先入観通り、やっぱダメだった、
なんてこともザラにあるでしょう。
しかし中には、あれ、全然イメージとは違ってた
なんてこともあるはずです。
正しい判断をするためにも、まずは受け入れて
みる、試してみる、という行動が出来ればいい
のかなと個人的に思った次第です。
日本の諺では
「百聞は一見にしかず」
という言葉もあるくらいです。
まずは、自分の目で見てみて、
それから判断してみたらいいと思います。
先入観にとらわれすぎず、正しく情報を判断
しましょうというお話でした。
それでは。