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もしもコロナに罹患したら〜自宅療養のリアル〜

本日でコロナ関連記事最終日です。

なぜこれだけコロナに関して連日記事にして
きたかというと、
私自身この10日間新型コロナウイルスに罹患
していました。

私はコロナに別に偏見もありませんし、
コロナになることが悪いとも思っていません。

もちろん医療現場の第一線で働かれている
方の仕事を増やすよう真似や、身の回りの
方に迷惑をかけるような行為はしません。

そして、ならないことがベストですし大前提です。

ただ、感染対策をきちんとした上で、罹患して
しまうことは、これだけ流行していれば防ぎよう
がないものだと思います。

実に、感染経路不明の罹患が多いのも事実です。
私自身も感染経路不明です。

しかし、世間ではまだコロナになるのが
悪のような意見が多いですし、なった人が
攻められがちな風潮もまだ残っています。

たしかに、罹患してしまった場合、数日を遡って
時間を共に過ごした人には迷惑をかけます。

もしかすると、感染させてしまっている場合
もあります。

ですが、感染対策などをちゃんとしていたので
あれば、正直誰も悪くないと思うんです。

実際、私も数日間の間に接触した人全てに
謝罪を入れましたが、誰一人として私を責める
人はいませんでしたし、仕方がないことだと
むしろ気遣ってくれる方ばかりでした。

そして誰にもうつしていなかったので安心
しました。

仕方がないという言葉で済ますにはお粗末だと
言う方もいるかもしれませんが、もう実態は
そのような域まできてしまっているかと思います。

このような風潮だからこそ、実際に罹患された
方の声は届きにくいですし、どのような準備を
した方がいいのか、対応をとればいいのか
といったリアルベースの情報を掴むことも
難しいです。


自分でコロナ罹患表明するなんて…
と思う方も一定いるでしょうが、少しでも
自分の罹患が誰かのために役立てばと思います
ので、自分が罹患して思ったことを書き記します。

もうこの時点で気分が悪い方は読み飛ばして
くださいませ。


私自身は保険屋さんですので、もしものときの
保障として、コロナになったらいくらの保障が
受け取れるのかという点ばかりを気にして
きました。

過去記事でも、コロナにおける保障について
記載させていただきました。

ただ、実際にコロナになって思うことは、
コロナに対する保障としてお金がいくら
もらえるかは二の次でした。

もちろん、コロナによって収入が断たれる
といった方は死活問題なので重要なポイント
となります。

なってみて思ったことは、とにかくしんどい。
いくらの保障が受けられるかなど考える暇も
ないくらいしんどかったです。

私の陽性判定日からの記録表が写真のとおり
です。


実に、「約4日間」38度〜39度を行き来して
高熱が続きました。

また、咳、咽頭痛、頭痛、悪寒、関節痛など
もう風邪症状フルマックスで症状として現れ
ました。

特にこの高熱と咳には苦しめられ、3日目は
もうしんどすぎて、ちょっと入院させて
欲しいと自治体に頼みの電話を入れようかと
迷うほどでした。

そのため、お金よりまず自分の体の心配が
勝つということです。

私の場合、独身一人暮らしであるため、
このまま呼吸困難に陥って意識がなくなり、
誰にも気づかれず死んでたらどうしようという
思考にまで一時至りました。

それくらい症状がきつくて追い込まれました。
インフルエンザより全然きつかったです。

本日で療養10日目で療養解除日ですが、
まだ咳が続いています。

解除されていいのだろうか(汗)
もうしばらくは家にいようと思います。

また、コロナになって強く感じたことが
月並みですが4つあります。

・食糧備蓄不足

もう陽性判定をされた時点で外出不可です。

あまり食糧を普段から買い込んではいません
でしたので、いざ10日間自宅療養と勧告を
受けても、もう2日ほどで食糧が尽きました。

症状が症状なので、食べられるものも限られ
ますから、食糧があったとしても食べる気に
ならないようなものは意味がありません。


私の場合、幸いにも自治体が「自宅療養セット」
なるものを用意してくれ、写真のようにたくさん
食糧をお送りいただけました。

罹患された場合は、自治体に何か送ってもらう
ことはできないか打診してみてください。

段ボール2箱にぎっしりと10日間でも食べ切れ
ないほどの量が下まで詰まっています。笑

また、1箱は消毒用のアルコールやティッシュ
などの日用品も入れてくれていました。

また、心配して知人の方がドアの前に差し入れ
を置いてくださったりもしました。

これらがなければ、外出禁止を破って外に
買い出しするか、もしくは10日間高い手数料
を払って、宅食サービスを利用しまくるかの
二択でした。


そのため、今のうちから食糧を少しだけ
買い溜めしておくことをおすすめします。


その際は、レンジでチンするだけで簡単に
食べられるタイプの雑炊や、インスタントの
味噌汁やスープなどがいいと思います。


また、薬などは薬局の方にご足労いただき、
ドアの前まで運んでくださり、医療費は公費
負担のため、支払うことはありませんでした。

しかし、清涼飲料水や熱冷ましシートなどは
自身で事前に購入しておいた方がいいと思い
ます。

・身近で頼れる人がいるかどうか

すぐに連絡をとって何か頼めたりする相手がいる
かどうか。
もしくは安否を確認してくれるような相手がいる
かどうか。

上記に記載しましたが、やはり不安が一定あり
ました。
そこで自分のことを心配して現状確認してくれる
ような人がいることはとても安心に繋がりました。

・継続が危ぶまれる

ご自身で日々の売り上げを作って収入を得て
いるような方はもちろん仕事の継続が厳しく
なります。

また、私のように毎日noteなど日々習慣化
して継続しているようなことがあれば、
その継続も厳しくなります。

私も高熱が続いた4日間は書き溜めていた
ストック記事を公開し続けて、毎日更新を
なんとか維持できましたが、ストックして
いなかったらおそらく毎日更新は終わって
いました。


・周りに迷惑をかける

私が療養で不在の期間は、私の仕事の案件
などはすべて同僚の方がカバーしてくれました。

皆さん業務過多の中、私の業務が上乗せとなり、
かなりご迷惑をおかけしました。

なってしまうのは仕方がないことと申し上げ
ましたが、なってしまった場合に誰かに迷惑
をかけてしまうということは忘れないように
しなければなりません。

カバーに入っていただいた同僚の方には
感謝しきれません。
また、その状況を理解して対応してくださった
取引先の方にも感謝です。

ぜひ今から組織メンバー罹患時のバックアップ
体制を構築しておくことをおすすめします。


以上が私が罹患して思ったことです。

正直、ここまでしんどいと思っていなかった
ため完全に舐めていました。
死の危険を確かに感じましたし、実際に
全国ではお亡くなりになってる方もいます。

しかし、変に気を張り過ぎて通常の生活が
奪われるのも酷です。

そのため、感染対策は適切に行い、日々を
楽しむバランスが大切だと思ってます。

それでもなってしまうのはもう仕方がない
こととして私は捉えます。

これに対してバッシングはご遠慮してます。笑

先日読んだ本でこのようなことが書かれて
いました。

人が人に迷惑や面倒をかけることに対して、社会の許容度が小さくなってきている。
誰かに面倒をかけて生きるのは、人間である限り、ある程度仕方ないことです。
引用:人間の器 丹羽宇一郎


なるものはしょうがないと捉え、助け合って
支え合いの精神で皆で生きていきたいものです。

ちゃんと感染対策をした上で、罹患してしまった
人を攻めるような風潮は無くなってほしいですね。


ぜひ私の体験談が少しでも活きる部分があれば
幸いです。

それでは。

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