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損して得取れ〜リターンを生むサイクル〜

今日も学びのアウトプットを。

いま大尊敬する方から今日もたくさんのことを
学びました。

お話の中にあった言葉が、

『損して得取れ』

です。

一時的には損失が出ても、長い目で見れば
回り回って利益として返ってくる

という意味で使われます。

例えば、一般的な損失と利益の発生はほぼ同時
もしくは短期間で起こるものだと思います。

モノを売るのであれば、仕入れで一時的な損失
が発生するものの、商品が売れれば利益として
回収できます。

これが通常のサイクルですよね。

そのため、誰もが損だけをする場面で、
その損失を迎え入れる人はあまりいないと
思います。

例えば、1年後に倒産すると目に見えている
ような会社の株を買うような方はあまりいない
と思います。

上記の例は間違いなく損をするパターン
でしょうが、世の中には一時的に損をしても
大きなリターンが得られることもあるのです。

例えば、よくあるのが「ティッシュ配り」

顧客にもならないような方にも無差別たとえに
店の名前等が記載されたティッシュを配り
まくるわけで、一時的には損でしかありません。

しかし、そのティッシュから目に入ってくる
情報で、一定数の方はその店舗に足を運ぶ
わけです。そこでお金が動くことにより
利益として循環してきます。

ただ、このようなことは今日お話ししたい
「損して得取れ」の目指すべき例えでは
ありません。
これはただのビジネス戦略です。

お話ししたい「損して得取れ」はもっと
抽象的かつ慈善的な相手を思う行為です。

一時的には何の利益にもならないと思っても
相手のために誠心誠意今やれることをし、
「お役に立つ」という姿勢で物事を取り組む
ことにより、相手が自分に信頼を抱いたり、
頼りたいという気持ちが芽生え、本来のゴール
に繋がってくるということです。

よく物語等でありがちなシナリオですが、
歩道で重い荷物を持っていたおばあちゃんを
家まで荷物運びしてあげると、そのおばあちゃん
は大富豪で、その後自分に色々とよくしてくれた、
みたいな笑

でもこういうところだと思うんです。

徳を積む、善行を重ねる

このような部分もリンクしてくると思います。

一時的な損得勘定として頭の中で電卓を叩く
のをやめ、今その瞬間に相手が喜ぶことだけ
に集中しましょう。
そうすると相手も人間ですから、何かしらの
形で相手に役立ちたいと思ってくれる方が
多いと思います。

これは「返報性の原理」が働くからです。

ただ、このタイミングが全く読めません。
これは全てその人の「タイミング」でしかない
からです。


だからこそ、一時的な損は構わないという
気持ちで行う必要があるのです。

しかし、ここに執着をしてしまうと、

「何で私はあれだけしたのにあなたは…」

と残念な思考に陥ってしまいます。

何か返ってきたらいいなというくらいの
気持ちで、ひとまず今は相手のお役に立つ
といった一時的な損は省みず行動していき
ましょう。

なんなら、お役に立てるのは損ではなく、
ありがたいことですから。

私のこれまた尊敬している方が、

「頼まれごとは試されごと」

とも言っていました。

ちょっとした損に左右されず、相手のため
になるというマインドで動いていけば、
それはいつしかリターンを生むサイクルと
なっていることでしょう。

それでは。

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