果物から作る自家製天然酵母「元種(もとだね)」の作り方♪
こんにちは。ゆのきりょうこです。
天然酵母のパンってどうやって作るのかしら?
って思ってる方がたくさんいらっしゃると思います。
いろんな方法があると思いますが、私はこうして作っています。
そして、ついにいよいよとパンへ最も近づく「元種」が完成したのでその作り方をご紹介しますね。
✲果物から作る自家製天然酵母「元種」の完成✲
今回は、「ゆず」と「はっさく」と「りんご」です。
果物と水とお砂糖を瓶に入れて、時々ゆすりながら
静かに静かに待って酵母を作ります。
そのできた酵母液と強力粉を混ぜるとパンを発酵させることのできる「元種」が作れます。
パンを膨らませるには、ドライイーストや天然酵母があります。
どちらがいいということはなく、それぞれに利点があります。
ドライイーストは、短時間でパンを作ることができます。
「元種」で作ったパンがなぜ美味しいかというと
天然酵母は、捏ねてから出来上がるまでに1日くらいと
時間がかかりますが、酵母の香りを楽しむことができます。
また、時間をかけてパン生地を発酵させるので、
滋味深い味のパンになります。
そして、なぜでしょうか。
そして、私の経験からだと同じグラム数のパンを食べても
お腹いっぱいになります。
痩せるかな~☆
酵母液からの「元種」の作り方
作り方は、
①酵母液ができたら瓶をふってオリを液体全体にいきわたらせます。
酵母液の作り方は、ブログの下のほうにリンクを貼りましたので読んでみてください。
②フルーツではなく、液体部分を50gと同量の強力粉を50g入れて
シリコンヘラでかき混ぜて瓶に蓋をします。
③倍の高さになるまで約4時間くらい室温で待ちます。4時間にならない間に倍の高さになったら④の工程へ。
④そのあと、冷蔵庫で一晩寝かせます。
それを3ターム。
これは3日目の粉と水を継ぎ足したときの写真。
②の工程:瓶に粉と水を足して混ぜます。八朔(はっさく)の元種を作ってます。今回瓶が小さいので量は少なめで仕込みました。
ぐるぐるかき混ぜます。
(ちょっと八朔の実が入りこみました)
②が終わって③の工程へ:瓶に蓋をして室温に。今冬で暖房をかけていて室温が26℃くらいです。
③の工程:酵母が元気が良くて2時間で2倍の高さになりました。この後1日冷蔵庫に入れたらいよいよパン作りに使えます。
(とてもよく醗酵しています♪)
*****
最初にフルーツを仕込む工程はこちらを参考になさってください。
『果物から作る自家製天然酵母♪』
仕込んでから発酵が完了した
柚子の酵母液の状態はこちらをご覧になってくださいね。
出来上がった「元種」とても良い香りがします。
きっと美味しいパンになります。
管理栄養士 ゆのきりょうこ