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成長してるのか?自問自答する「2期8年」の後半戦を考える。【2025年2月の月報】

毎月の月報を書き始めるときに最初に頭に浮かぶのは「今月もアッという間に終わった」という感情だ。今月は特にそう感じたかもしれない。

そんな話をすると「そりゃ今月はそもそも短いし、祝日もあったから平日自体が少ないからね」と妻に言われた。物理的に一瞬だったのかと納得した。


今月も話したいテーマはたくさんあるが、一番自分の心に刺さっているトピックは『石丸伸二×中田敦彦』の対談動画です。


この動画は、何時間でも語りたいぐらい内容が濃い。そんな中でも、最も印象に残ったのは 1:12:13 あたりからの中田の語り部分です。

特に、石丸新党・再生の道の掲げる唯一の綱領【 2期8年 】に関連して話された「同じことを6~7年と続けていると成長が止まってくる感覚」という話は、僕がまさに感じ始めているど真ん中のテーマでした。


僕自身、今のメイン業務は CAMPFIREパートナー としてクラウドファンディングに挑戦する人をサポートする仕事です。自分の能力や経験をフルで活かせる業種であり、ありがたいことに実績も増やすことができたので、同業者の中でも一定のポジションを得られているような感覚を持っています。

ただ、2021年1月にパートナー契約を結んでから丸4年が経ち、少しずつ「今の延長線で走り続けて成長はあるのだろうか…?」という気持ちが芽生え始めている。それが今の偽らざる本音です。


走り始めたときは、より良くするために試行錯誤の連続でした。

頭の中にあるノウハウを言語化してブログにまとめたり、公表されてなかったデータを独自に集計して分析したり、与えられた機能をハックしてページのクオリティを上げたり、挑戦者の可能性を最大限引き出すために創意工夫を凝らしたり。そんな試行錯誤がとても楽しく、自分自身のアイデンティティを示しながら成長している実感を得られていた気がします。

しかし、自分の経験値が上がれば上がるほど、現時点の最善手や将来の改善施策を模索することよりも、過去の引き出しを元にした最適解を選択してしまう機会が増えてきています。それを「慣れ」や「効率化」と呼ぶのかもしれないけども、自分の成長を感じる機会は確実に減ってくる。

CAMPFIREの社内には「パートナーサクセス部」が誕生して、これまで不便だった部分も次々と機能の拡充が実施されてきた。ナレッジ共有や資料なども提供してもらえる体制になってきたので、パートナーの質の担保(底上げ)ができるようなシステムに変わり始めている。会社組織としては正しい選択で合理的な動きではある一方で、パートナー個人としては “自分だからこそできる領域” が減ってくるので「やりがい」は感じにくくなる。


そんな状況の中で「今の延長線で走り続けて自分の成長はあるのだろうか…?」という感情が芽生え始めているのかなと。


妻にこの話をしたら「伴走支援する企業で悶々として事業開発する企業に転職する人と同じような悩みだね」ということを言われた。そうなのかもしれない。

現時点ではどういう形になるのかわからないけど、少なくとも「CAMPFIREパートナーをメイン事業として取り組む期間はもうそれほど長くない」のだと思う。いきなりゼロにすることはないものの、中田敦彦が語った「終わりを見据えて準備を始めている」という言葉が今の自分に刺さってる。


アメリカ大統領の任期は通算2期8年まで。
石丸新党『再生の道』が掲げるのも最長2期8年。

人生において「自分の軸」は最長でも2期8年で変える。それが健全なのかもしれません。会社組織に属していれば適度に「異動」があるけども、フリーランス(ひとり社長)は自分の意思で決めなければ今の延長をダラダラと歩き続けてしまいます。

だからこそ「4年区切りの最長8年」を目安に立ち位置を見直すのが大事になる。CAMPFIREパートナーとしての5年目に入ったからこそ、2期8年の後半戦を意識して過ごしていきたいと思う今日この頃です。


前置きが長くなりました。
今月の月報をサクッとまとめます。





今月の仕事

今月に公開されたサポート案件は全4件。
公開直後から支援が伸びてるもの、ジワジワと伸び続けているもの、ラストスパートに向けてブーストを狙うもの、いまいち伸びてないもの。4者4様の動きをしています。


中でも爆発しているのは温泉シャーク2のプロジェクトです。

2023年以来の2年ぶり2回目のクラウドファンディングですが、公開4日目には前回の1,140万円を軽々と突破して、破竹の勢いで支援を伸ばしています。

第一弾の映画は U-NEXT でも配信がスタートしたので、まだ観てない人はぜひこちらもご覧ください〜!


また、得意のデータ集計を活かして、昨日付けで「国内の購入型クラウドファンディング市場規模レポート記事」を投稿しました。すでに同業者を中心に反響が届いていて嬉しい限りです。


その他、兵庫県の某市の「ガバメントクラウドファンディング」のアドバイザーとしての関わりも本格化しており、来月下旬には3件同時にスタートされる予定です。ふるさと納税が絡んで慣れない領域もありますが、行政職員の方も非常に協力的なので面白がりながら進んでます。(こちらは来月の月報でお知らせできるかな?)



今月の読書

今月の読了本は3冊。
まちづくり系の本を読みたい欲が増えてきているので、3月は乱読したいと思ってます。


読了本1冊目は『専門家のためのPR戦略』です。
内容としては「ふむふむ」と思う部分はありましたが、自分にとってはあまり参考にならない印象が強い本でした。


読了本2冊目は『父という病』です。
こちらは先日の記事で読了感想をまとめているので読んでみてください!


読了本3冊目は『わたしのコミュニティスペースのつくりかた』です。
こちらは来月上旬に熱海のコミュニティ内で開催される読書会の課題図書なので読んでみました。鳥取でブックカフェを経営しているときの出来事と重なることも多かったので、非常に興味深く読むことができました。


なお、読んでいる途中の本は以下の通りです。


また、積読中の書籍(読もうと思って購入した書籍)は、この記事終盤の有料月刊マガジン[表で言えない本音とかさ]の読者向けのコーナーで紹介します。



最後に:今月のまとめ

今日の投稿に書いた内容は、正直書くか悩んだ部分もあります。ある意味で仕事に影響を及ぼしてしまう部分もあるから。

ただ、ズルズルと惰性で「このまま続けていくのだろう」と思いながら取り組むよりも、どこかで「区切り」を意識しながら仕事をした方がメリハリは効くはずです。

結果的に続ける方向になったとしても、見直すキッカケとして「区切り」を設けておくのは、どんなことをやるにしても大事な観点になるだろうなと。


そして、次に何をやるのか。
それはまだ想像もできていません。

なんとなく「この方向かな〜」と感じている部分はあるものの、先入観で視野を狭めずにフラットに自分の感性と向き合っていきながら決めていきたい。そんな感情です。

ひとまず3月はすでに予定もたくさん入っているので、仕事もプライベートもひとつひとつ充実させて過ごしていきたいと思います!


皆さん、良き年度末を迎えましょう〜!!




表では言えない話

というわけで、
今月も恒例の有料月刊マガジン[表で言えない本音とかさ]の読者向けのコーナーを書いています。


今月の有料ゾーンでは、次の展開として漠然と考えていることや、その展開に向けて読もうとしている書籍(積読本)、そして、そこから派生するアレコレを綴ってみようかなと。

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オープンな無料記事では書けないような毒吐く姿も見えるかも・・・?(わかんないけどね)

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