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6.性に眼覚める頃

1ヶ月ぶりになってしまった、、。
おしるこです。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
自分はありがたいことに少し忙しい夏休みを送らせていただいておりました。

note書きたいなぁとか思いながらも、本を読むばかりでそれを振り返る暇がなく....()

読書感想文的なものを書く、しかもそれが多くの人(と期待)に見られるとなると、生半端な気持ちでは書けないもんで。の、割には完成度低いんですけどね(笑)


室生犀星の「性に眼覚める頃」はもう1ヶ月以上前に読んだもので、正直なところ文章鮮明な記憶があるわけではありません。うっ。早く書かないから...。

どストレートな題名を見てもわかる通り、私も純粋な気持ちでこの本を読もうと思ったわけではなく。

ただ内容は本当にその「性」とやらに対する「眼覚め」が本当にちょっとしたことから起きて、それが自分の知らない間にエゴイズムを突き動かしていく様子が、物語にしては現実味が強すぎるくらいに描かれておりました。なんか全然違う方向性ででびっくりしました。

何よりも、読んでいて作者のことがめちゃくちゃ怖くなりました。
上手く言葉に出来ないのが悔しいんですけど、
こう、なんか、 人を知りすぎている   みたいな。
まるで作者が「室生犀星」という人間の枠を超えて何かを見ていたような、そして読んでいる自分自身も見られているような、そんな気持ちにさせられました。

こんなんで伝わりますかねぇ、、、。とりあえず皆さまも読んでみてください。


これを読み終わった1ヶ月後くらいに室生犀星氏の他の作品も読んでみたのですが、やはり人を知りすぎているようではありましたがもっと恋色の強いものでした。やっぱり文豪ってすごい。


少しづつですが秋らしさも感じられるようになってきました。
季節の変わり目ですので、よく寝てよく食べて、ぼちぼち行きましょう。

お読み頂きありがとうございました。
皆様に素敵な秋のたよりがありますように。

文献: 室生犀星   「性に眼覚める頃」
青空文庫で読んだので、ヘッダーも今回はnoteのフリー画像(?)のお寺です

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