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飲食店の求人もマーケティングが大切! #1
人材不足で苦しむ飲食店
「人材、足りてますか?」
飲食店の経営者にこの質問をすると、ほとんど次のような答えが返ってきます。
「いや〜、足りないですよ〜、募集して入ってもすぐ辞めちゃって、、、」
よく聞く人材不足の原因は、、、
人材不足問題の結論
『求人を戦略的に行なっていないから』と言えることが多いです。
世の中の現状
現在日本は少子高齢化社会を進んでおり、働き手はどんどん少なくなっていきます。
これは、なかなか変える事ができない事実です。
そして、様々な働き方や職種もあり、働き手の選択も多くなっています。
結果、働き手を取り合う世の中になっているのが現状ですね。
そんな中、飲食店はどんな状況でしょうか?
人気のない飲食店
![](https://assets.st-note.com/img/1653355013390-PW2gRbUpMa.png?width=1200)
ブログの個人的データなので100%正確ではないと思いますが、残念な結果、飲食店店長が1位ですね、、、
正直私も以前は飲食店店長をしてましたので気持ちはわかります。
次はこちら、
![](https://assets.st-note.com/img/1653355345313-8ys54GeaRp.png?width=1200)
こちらのデータは国のデータのなので、信憑性があります。
離職率が1位ですね。
ただ、「入職率も高いじゃん」という声もありそうですが、宿泊・飲食サービス業は圧倒的に離職率の割合が高いです。
要するに、飲食店に入る人より、辞める人の方が多いという事ですね。
これでは、なかなか人材の確保は難しいですね。
では、しっかりとした求人活動を行いましょう!
しかし、現実は求人広告に掲載してもまともに人は集まらず、
意味のある求人ができているとは言えない事が多いです。
意味のある求人ができない理由
![](https://assets.st-note.com/img/1653357028925-c94fs2r62t.jpg?width=1200)
具体的には次のような3つの理由が考えられます。
他社に奪われている
求めた人材が来ない
雇用後に店舗と働き手のミスマッチ
これらは『なぜ?』起きるのか。
原因は、こんな事が考えられます。
他社の奪われている。→他の求人の方が魅力的
求めた人材が来ない。→募集方法が間違っている
雇用後のミスマッチ。→双方の目的と価値観が面談時に共有できていない
ではないでしょうか?
考え方を変えれば、求人も集客・営業であると考えられます。
他の求人に奪われている。 → 競合にお客様を奪われている
求めた人材が来ない。 → 集客方法がターゲットとズレている
雇用後のミスマッチ。 → お店側の商品価値とお客の商品価値のズレ
では、それらの問題を解決する、
戦略的な求人とはどういう事なのか?私なりの考えは以下の4つの流れです。
戦略的求人とは?
![](https://assets.st-note.com/img/1653357103548-xOphliglAa.jpg?width=1200)
現状を深掘り、課題を明確にする
ターゲット(どんな人材が必要か)を明確にする
勤務時に提供できる価値を明確にする
どのように募集するか
この流れはまさにマーケティング戦略ではないでしょうか?
1.課題を見つけ、現状を深ぼる
![](https://assets.st-note.com/img/1653357239936-YM62ZAln1u.jpg?width=1200)
初めに行うのは、店舗のあるべき姿を明確にしましょう。
あるべき姿とは、目標のためには今はこんなお店になっている必要があるとかでかまいません。
次に、課題の抽出です。
先ほどのあるべき姿と、現状を比べてみましょう。
そこにギャップがあるのであれば、それが課題です。
例えば、
あるべき姿 → 前期より売上3%向上
現状 → 前期より2%減少
ギャップ → あるべき姿と5%の差がある
課題 → 5%の差を埋める
まずはこの課題を明確にすることがとても大切です。
では、なぜあるべき姿とのギャップが生まれているのでしょうか?
それはもちろん何かしらの問題があるからでしょう。
その問題の原因を解決する必要がありますね。
そこで現状を深掘り、原因を探り当てます。
「最近ウエイティング多いし、帰らせちゃう事が多いな」
「料理提供も遅れるし、おすすめも変わってないな」
「週末休むスタッフが多いな」
ものすごーく簡単に深ぼってますが、
どうやら上記のような人不足問題が原因で、機会損失によって売上が低下している可能性がありますね。
では、上記の人不足問題を解決するために解決できる人材を補充しましょう。
と、ここまでがステップ1です。
次の記事でステップ2のターゲットを明確にするを記します。
最後までお読みいただきありがとうございました。