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どうする、こうする。

何かわからないことに直面したとき、最初にあなたはどう考えるだろう?

いくつかパターンがあると思う。

①わかんないから投げやりになってしまう
②思い付きでやってみる
③「これはどうしたらいいですか?」と聞く
④「これはこうしてみてもいいですか?」と聞く

項目で4つに分けてはみたが、これが完全に分かれるかというとそういうわけではないと思う。ちょっとずつ入り混じっている部分もある。

だけどわかりやすく分けるとしたらこんな感じか。

まず①は論外、というか、そうはありたくないなという選択肢だ。
②思い付きでやってみる。やってみる、ということ自体は大切なことだと思う。それが自分だけに関係することであれば、ガンガン思い付きでいくのも悪くはない。

だけど状況によっては自己判断だけじゃいけないときだってある。自分以外の誰かも絡んでいるとき。そういうときにむやみやたら思い付きでいくのはちょっと危なかったりする。


となってくると③か④になってくるんだけど、一見この2つって似ている。知っている人に質問しているという部分において。

だけどよーーーく見てみると違う。

「どうしたらいいですか?」って質問しているという部分では大事なことだけど、枕詞のついていない「どうしたらいいですか?」は考えることを放棄している証でもある。

左からきた依頼を右に受け流すムーディー勝山状態だ(時代が…)。

分からないことに直面したとき、分かる人に聞くのは大事。だけどちゃんとまずは自分でも考えたい。分からないものに対して自分なりに向き合いたい。自分の中で選択肢を持ちたい。

「~~という風に思うんですけど、どうですか?」
「~~と考えたので、こうしてもいいですか?」

1回自分の中で咀嚼して、自分のなかでのベストアンサーを持つ。そのうえで質問する。この工程ってすごい大事だと思っている。

これって双方(自分にとっても、質問する相手にとっても)にとっていいことしかない。

自分にとってみれば、考えることで「わかること」と「わからないこと」が明確になる。分からないことに直面したときの一番の厄介が”わからないことがわからない”状態だ。

せめてどこまでわかるかを整理しておくことで、「もっと知りたい」という気持ちになる。すると質問したことに対して自分事になれる。


質問される側に立って考えてみてもそうだ。

いきなり「これわからないんですけど」「どうしたらいいですか?」と聞かれても、困ってしまうんじゃないだろうか。

相手が何をどこまでわかっているのかわからないから。
さらに言えば自分は「わかる」という立場であって、そうすると嫌でも「わからない」の気持ちがわからなくなっていく

そうなったときに相手の現在地がわかるだけで説明は一気にしやすくなる。


ちょっと本題から逸れてしまったけど、

「どうしたいいですか?」と簡単にボールは投げないで、まずは自分で「どうしたらいいか」を考える。それは小さい一歩でもいいと思うんです。

そのうえで「こうしたいと思うんですけど」もしくは「~~と思うんですけど、どうしたらいいですか?」と聞く。ここまでに時間もかけないように。

そういった習慣を大事にしていきたいな。

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塩浦良太
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