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舞台裏

年末の時期になるとテレビ番組は特番が多くなる。
昨日開催された「M-1グランプリ」も漏れなくそれに代表される。

大会は令和ロマンが史上初の連覇を成し遂げ幕を閉じた。
お笑いっていいな、って思う。
何も深いこと考えなくて笑っていられる。笑うだけじゃなくてエネルギーももらう。気づいたら元気になっている。

そんな感じでお笑いが好きなんだけど、それと同時にその後の振り返りトーク番組とか舞台裏を映した映像が特に大好きだ。

華々しい舞台の裏には、演者を代表に、それをつくり上げる多くの人たちの力がある。その1日のために何日何週間何か月の時間をかけ、試行錯誤を重ねていく。

そこに伴う喜怒哀楽の移り変わり、そして本番をやり終えたときの達成感、喜びの姿が見ていて熱くなるものがある。


今日、22時からNHKでオードリーの「100カメ」という番組がやっていた。
ある1つのテーマに対し、100箇所カメラを設定し、その様子を記録におさめたものを振り返るという番組。今回のテーマは今年2月に東京ドームで開催された、オードリーのラジオ番組イベントの様子だった。

1つのイベントを成功させるために、本当に多くの人が関わっている。すべてが順風満帆ではなく、いくつもの課題が伴う。そこに対しそれぞれのプロフェッショナルが「あーでもない、こーでもない」と意見をぶつけ合い、そして磨いていく。

そして迎えた本番。
バタバタはしながらも、全員が目の前で起こっていることを楽しんでいる。その光景がすごくきれいだった。何かに熱く打ち込めるってすごくいいし、大事だなって思った。


舞台裏を大事にしたい。

それは楽しむ側としてもそう、つくり上げる側のときもそう。
役割は1つじゃない。何なら無数にある。そしてそれらは誰でもできるわけじゃなく、全員がプロフェッショナルである必要がある。それだけの責任を背負う必要がある。

そんな人たちにリスペクトを送り続けたい。
そして自分自身も何かに打ち込み、熱くなり、何かのプロフェッショナルであり続けたい。

そんなことを感じたこの2日間。

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塩浦良太
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