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「休む」って「止まる」じゃない

昨日、1日夏休みをいただいた。

元々お出かけする予定で、ずっと天気が心配だったけど天気予報なんてなんのその。雨の1滴も降らなかった。それに暑すぎることもなく。

きっと私は晴れ男。


そんな冗談はさておき。

恐らく小学生ぶりとなるくらい久しぶりに水族館に行った。

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今の水族館ってすごい。

「こんな魚と距離近かったっけ?」
「なにガラス張りじゃん」
「え、プロジェクションマッピング!?」
「ペンギンかわいい~」

古き良きところは残されて、時代に沿った新しさも取り入れて。

大人から子供まで楽しめる仕組みになっている。こりゃもう最高。


慌ただしく毎日が過ぎていく日常の中で、この日ばかりは時間がゆっくり過ぎていった感じがした。1日ってこんなに長いんだ、って。

よく、人が1日を感じる速度は子供の頃が長く、大人になるにつれて短く感じると言われている。1日24時間という事実は変わらないのに。

というのもやはり子供の頃はいろんなことが新鮮で。新しいものに触れるとそれをしっかり味わおうとするから時間を長く感じるらしい。

一方で大人になるにつれて経験したことがあるものが増えていく。そうするとそんなつもりはなくても「こなす」ようになってくる。かけている時間は変わらないのに、かけている熱量は変わっている。すると時間はあっという間に過ぎる。

だから大人になっても新しいものに触れていくことが必要だと言われている。昨日はいろんな新しいものに触れた。だから時間がゆっくり感じたのかもしれない。



そんなこんなで昨日1日はゆっくり休んでいたのだが。

あなたは「休む」という言葉をどんな風に捉えるだろうか。
きっと正解は1つじゃなくて、いろんな解釈があっていいしあった方が面白い。

かくいう私は

「休む」=「止まる」

という印象があった。

休んだら置いて行かれるんじゃないか、そんな気持ちがいつもどこかにあって休むことにどこか罪悪感があって休むのが下手くそな人間だった。

でも今は少し考え方が変わった。

「休む」=「加速する準備」

だと思うんだ。

確かに休んでいる時は止まっているかもしれない。
だけど、ただ止まっているわけじゃない。

体力を心を回復させる。
頭を気持ちを整理する。

そして改めてスタートを切ったときに、今まで以上に速く走るための充電期間である、と。

長距離走のように長く走り続けることもいいけれど、それはそれでどこかで速度を制限してしまうと思う。そして嫌でもスタミナは減り、スピードは落ちていく。

でもインターバル走だと考えたらどうだろう。

インターバル走は決められた距離、時間を全力で走る。
そして一瞬休む。また走り出す。

確実に長距離を走るより速い。
それに前回の走りを踏まえてまた走り出す。


休むのってただ止まっているわけじゃない。
次また走り出すときに、今まで以上に速く走るための充電期間。


そう考えると休むのってむしろひつようなことなんじゃないかと思える。


だから堂々と休もう。
休んだ後は全力で走ろう。


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塩浦良太
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