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”する”側に回ることでわかる偉大さ

最近、業務の1つとして本作成のような作業をしている。

デザイン的なところから、冊子のサイズ、紙質、ページ数などなど。
一から構成して、サンプルを確かめて、サンプル使ってみると、

「あれ、なんか思ってたの違う…」

ってなって。

その時に感じた。

「普段本とか、手帳とか何気なく買って、手にして違和感なく使っているけど、その1つ1つが出来上がるまですごいこだわりが込められているんだな」

って。それは当然のことなんだけど、でも消費者目線しかない時からしたら、「出来上がったもの」を手にすることの方が当たり前で。「出来上がるまで」なんて想像をしていなかった。

本を作成”する”側に回って初めて、1つ1つへのこだわりを持つ大切さを痛感している。こんな感じで、”する”側に回って初めて知る偉大さって結構あると思う。


それこそ1人暮らしをし始めて、家族の存在の大きさを感じる。

何もしなくてもご飯が出てきて、綺麗に畳まれて何ならいい香りがする服があって。そういった1つ1つの当たり前は、それをしてくれる人がいるからなされるわけで。そうじゃないと自分がしないといけなくて。

してみるとわかる大変さ、そして偉大さ。
すごく感じる。


大学時代に飲食店のアルバイトをして初めて飲食店スタッフの大変さも感じた。商品への扱い、接客の難しさ、逆に優しくされたときのうれしさ。

もちろん生きているうちにありとあらゆることをすべて体験できるわけじゃない。そんなのいくら時間があっても足りない。

でも出来る限り多くのことを自分自身で体験してみたいなってすごく思う。体験もせずに何かを否定することほどお門違いなことはないなって。実際にやってみてわかることがある。その感覚というか、経験を増やしていきたいなって。

その積み重ねが、自然と人に対しての優しさにもつながっていく気がする。
自分の中のモノサシをどんどん増やしていきたいな。


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塩浦良太
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